このブログ・記事は『男性の育児休暇(以下、育休)取得に向けてともに悩みを共有し、その不安を解消・解決したい』を目的としています
この記事では

実際に男で育休とって、その育休中ってどんな感じ?どんなことが大変だった?大変だったときの対処法ってある?
こんな疑問を解消できれば良いな と思っています
また、男性だけでなく、妻の立場からも自分の夫に育児休暇を取ってもらう時のちょっとした協力ポイントとして知っておいてほしいと思っています
少し自己紹介をさせてください
私は『夫婦・子供2人(保育園児)』の核家族で《第二子の産前産後に2ヶ月・5ヶ月〜1歳になるまで7ヶ月でトータル9ヶ月間の育休》を取りました
妻は出産を機に退職し、産前産後は夫婦揃って生活。妻は第二子5ヶ月時点で再就職することとなり、後半の第二子5ヶ月〜1歳までは基本は自分だけといった状況でした
そんな私は男性が育休を取ることについて本当に、本当にオススメです!!!
ただ、いやー、仕事しないで・毎日子供と一緒にお昼寝して とかそんな甘いものでも無いのです
以前、「男性の育休(育児休暇)の実体験からメリット・デメリット」も書いていますので全体像として見たい方はこちらもどうぞ
育休中に大変だったこと(男性目線で)→その対策
○泣いている原因がわからない
→何パターンが準備しておく。それでもダメなら体調が問題ないか観察を続けておく
○赤ちゃんから目が離せない
→寝床の環境や怪我・誤飲をしないように部屋を整理しておく。常に視界に入れておく。
○少しでも体調に変化があると心配で不安でたまらない
→注意して観察して、すこしでも迷ったら専門家に相談
○自分のペースが全く無い(全てが赤ちゃんペース)
→しょうがない。諦める。家族で協力して、夫婦の一方が休める時間をそれぞれ確保するように時間調整を
○自分が体調崩すとキツイ
→夫婦で協力。可能な人は自分の親に頼ってみる。ベビーフードなど家事を極力楽に。
○泣かれすぎて、発狂しそうになる
→一時的に距離をとるなど
こんなところが浮かびますね
泣いている原因がわからない
これはあるあるだと思いますが
例えば、
- お腹が空いている→ミルクを用意
- おしっこ・またはウンチが出た→おむつを替える
- 眠たい→抱っこしたり、布団で一緒に横になってみる
- 抱っこしてほしい→抱っこする
- 調子が悪い→熱を測ってみる・表情を見てみたり、どこか痛がっていないか確認する→必要なら小児科に行く
など挙げればどんどん出てきますが、とりあえず『いくつかのパターンは考えておいて試してみる』が鉄則だと思います
ただ、それでは解決しないことも多々あるのです・・・
もうその時はしょうがない!と割り切って
しっかりと抱っこしてあげて、具合が悪くないかだけでもしっかりと観察しておきましょう
不安なら小児科に相談してみるのもおすすめです
かかりつけ医の開業時間中であれば直接受診・電話が良いと思いますし、 夜間や休日については『こども医療電話相談事業(#8000)』などがあります もちろん、救急の場合は救急車に 厚生労働省:こども医療電話相談時業のリンクはこちら
育休期間中に一番何を手に入れたかったか、
それは『お○ぱい』です!恥ずかしい話ですが、これがあったら子供はすぐに泣き止んでくれる・・・ミルクをいちいち作らなくて良いのに と思っていました
女性の皆様、すみません。母乳による痛みや熱などたくさんあるのに、こんなことを言ってしまい、 すみません。ただ、赤ちゃんと2人きりになるとそう思ってしまいました・・・ごめんなさい・・・
赤ちゃんから目が離せない・少しでも体調に変化があると心配で不安でたまらない
産まれて数ヶ月の子は寝ているだけでも心配・・・
良く寝すぎてて不安とかなんでもそうなっちゃいました
寝てるときもうつ伏せになってたら大丈夫かな?
一般的には1歳未満の赤ちゃんのうつ伏せ寝は
- 窒息リスクがある
- 乳幼児突然死症候群のリスクを高める可能性がある
と言われています
お昼寝の際には少し固めの布団で、顔の近くにクッションやぬいぐるみなどは置かない、過度に厚着をさせない、紐がついているものは避けるなど対応策をしておきましょう
あと、ハイハイができるようになれば、テレビ台やコート掛けの角にぶつけたりして怪我をしたり、また赤ちゃんは本当に床に落ちてるものを何でも口に入れるんです!
うちの子は本当になんでも口に入れて、ヒヤヒヤしたり、本を食べられたりしました
図書館の本を食べていて、弁償したこともありました・・・図書館の方・利用者の方すみません・・・
そういった中でなかなか気が休まるわけではないのです
我が家の場合は明らかに熱があるとかでなくても、夫婦の一方だけでもなんとなく少しでも違和感を感じた時は小児科を受診すること!と決めていました
「こんな軽症で受診しなくても大丈夫だよ」とか「一月に何度も何度も小児科や電話するのは少し恥ずかしいな」とか、自分でも思ってしまうこともありますが、なにかあってからでは遅いのです
少しでも受診・相談に迷うなら、実行して「何もなくてよかったね」とそれを確認することが親として安心するのであれば、どんどん動きましょう
あと、繰り返しになりますが少しでも不安に感じることがあれば、専門家に相談することが良いと思います
かかりつけ医の開業時間中であれば直接受診・電話が良いと思いますし、 夜間や休日については『こども医療電話相談事業(#8000)』などがあります もちろん、救急の場合は救急車に 厚生労働省:こども医療電話相談時業のリンクはこちら
自分のペースが全く無い(全てが赤ちゃんペース)
これが自分的には一番きつかったかなー
親になるまでは基本的には自分のペースで生きてこれて
もちろん、夫婦でとか仕事でとかで自分のことだけ考えていれば良かっ訳では無いんですけど
やっぱり赤ちゃんとなると、全てが赤ちゃんペースになります!
頭でわかっていても、やっぱりイライラしちゃいますよね
自分も眠たいのに、寝てくれなーーーーーい!昼寝してーーーーー!と何回・何百回と願ったことか
なので、夫婦お互いに少しでも自分ひとりの時間を作ってみることをおすすめします
例えば、
- 映画に行く時間を作って、片方が子供をみている」
- 実家が別世帯で親に頼れるようなら、実家に子供を連れて帰る(夫婦どちらかはそのまま家に残って自由に)
- 朝、少し早く起きて(もしくは夜に寝かしつけてから)、自分の時間を確保してみる
などはどうでしょうか?
私は朝早く起きて、自分の時間を確保していました。その時間は妻と子供が一緒に寝ているので、とりあえず安心でしたし、割と朝方の人間なので、その時間を使ってボケーッとしたり、読書したり、自分の精神の安定には非常に良い時間でしたね
自分の時間が全く無いと、基本的に子供と2人だけの世界ばかりなので、なんだかフワフワしてくるんですよね 笑(すみません、上手く日本語に出来ない 笑)
この時間を作れれば、育休期間を使って
- 少し勉強してみようかな
- 仕事のスキルアップしてみようかな
- こうやってブログをやってみようかな(私はその当時、思いつきもしませんでしたが・・・)
などもアリだと思います
ただ、赤ちゃんはあなたのペースでは動いてくれません!!!
繰り返しですが、分かっちゃいるけど「言うこと、聞いて!」と心の中では思ってしまうものです
しょうがない、それは自分が駄目な親ではなく、だって『にんげんだもの』ということです(「相田みつを」さん、ありがとう)
なかなか自分の時間を作ること至難の業であり、夫婦・家族での協力は必須です
だから、自分が育休に入っていない状況で「仕事で疲れたー。夕飯できてるかな?」なんてことを期待しないでくださいね!ってか、育休はずっと続けたかったですけど、仕事している方が私は気が楽でした
赤ちゃんは常に監視を要し、危険な目には合わせられない、体調も見ていないといけない などと色々と気を使うのです
仕事も辛いと思いますが、私は仕事の方が気が楽でしたね 笑
自分が体調崩すとキツイ
この時が私が唯一、育休中に職場復帰したいと思った時です
自分の体調が悪い中で子供も一緒にいる
大体、風邪とかは家庭内感染してしまうので、子供も具合が悪そうで・・・となってしまいがちです
夫婦の一方が元気なら、自分は体調回復に全力投球したいところ
でも、それが出来れば苦労無いんですよね
これについては、個人の環境によりますが実家に帰れるのであれば協力を求めましょう
半日だけでも、少し自分が眠っているだけでも、子供を見てくれれば非常にありがたい
ただ、私達は核家族で親と同居していないので、
たまにしか会わない小さな赤ちゃんを急に見ててくれ というのは、なかなか言えませんでした
基本は夫婦で協力して、それぞれ時間差で休む、あとは食事など出来たもので家事の負担を極力下げる
などと対応していました
もし、離乳食が始まっていればベビーフードを利用するとか(普段から活用していましたが)
としていましたね
自分たちの食べるものはテイクアウトや冷凍食品などとしました
泣かれすぎて、発狂しそうになる
【泣いてる原因が分からない】から繋がる話になりますが
いくつか泣いてる原因を考えてやってみても
どうやっても、泣き止んでくれないことがあります
っていうか、結構な頻度でありました
- 抱っこしながら、イヤホンで爆音の音楽を聴く(ワイヤレスイヤホンだと聴きやすいですよ)
- トイレに隠れて、外の世界を遮断する(数十秒〜数分間に赤ちゃんは危険ないところにいてもらって)
- 腕立て伏せなどガチで行う(心拍数を一気に上げる)
- 本当に限界に来た時は、布団を全力で殴りまくる!!!(心拍数も上がって、スッキリしますよ 笑)
心拍数を上げる系は怪我にご注意を
ストレスの発散方法については個人差が大きいので
自分にあったものをお願いします
私はもともと体を動かす系が性に合っているのでこんな感じでしたが
- 深呼吸で心拍数を落ち着ける
- 静かに音楽を聴く
- 少し自分の好きな本・映画を楽しむ
- 子供を笑わそうと頑張ってみる
などなど色々試してみてくださいね
そして、是非私にも教えて下さい!!!
まとめ(大変だったけど、育休とって楽しかった!)

育休をしてみると子供との時間が一気に増える、そして慣れない育児となり、
思った以上に大変だと思います
でも、ある程度の覚悟を持って育休をとってみると楽しい事の方が多かったですよ
『覚悟』と書きましたが、過剰に恐れなくても良いと思いますよ
そこは夫婦で協力しながらやっていく!協力してもらいながらでもやっていこう!って感じでどうでしょうか?
実際に私が男性として半年以上育休を取得してみて、妻が職場復帰したあとは一人で子供と一緒にいてみて、
この体験談が少しでも男性の育休生活の参考になってくれれば嬉しいです
最後に『なるべく楽に生きていく!』『頼れるところには頼っていく!』『迷惑をかけちゃいけない!ではなく、迷惑はかけてもしょうがない、逆に迷惑をかけられたら広い心で!』そんな感じで私は生きております!
ぜひぜひ、男性の皆さん、楽しい育休ライフはいかがでしょうか?
まずは夫婦で話し合ってみてはいかがでしょうか?
女性の皆さんも夫の育休取得を後押ししてくれると幸いです
では、また😁
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