こんにちは、HamagurIです
理学療法士として働きながら、投資をしつつ、約9ヶ月間の育児休暇(以下、育休)を取ったことのある経験からお話ししていきたいと思います
前提条件として、『夫婦・子供2人(上の子が保育園児)』の核家族で《第二子の産前産後に2ヶ月(その後一度職場復帰)・5ヶ月〜1歳になるまで7ヶ月でトータル9ヶ月間の育休》を取りました
産前産後は夫婦揃って・後半の第二子5ヶ月〜1歳までは妻は仕事に行くこととなり、基本は自分だけといった状況でした
以前、「男性の育休(育児休暇)の実体験からメリット・デメリット」も書いていますので全体像として見たい方はこちらもどうぞ
この記事では
・育休を取ってみたいけど自分は大丈夫か、不安な方に
・実際どんな感じ?と興味がある方に
こんな感じで記事を書いていきますが
あくまでこれは私の主観的であり、私の場合ですので、
同じ状況でなければ、自分には難しいかな・・・と過度に恐れる必要は無いと思います
もちろん、給料は下がってしまう(概ね手取りの8割(半年以降はもう少し低下))・職場の理解が無いなど
状況として難しいこともあるかとは思いますが
皆さんには家族のために、是非育休を取ってもらいたいと思います
それではいってみよう!!!
育休を取ってなぜ、このまま継続したいと思ったのか?
男性として育休を取って、私はこのまま育休続けたい!と思ったのか、
それは
- 夫婦で子育ての喜びや大変さが共有できたから
- 第一子の経験があったから(第一子の時は育休は取っていません)
- 育児休業給付金(以下、育休手当)があったから
- 比較的お昼寝をしてくれる子だったことで少し自分を見つめる時間があったから
- 1があることで夫婦間で協力できたから
- 比較的育休を取りやすい職場だったから
それぞれ深掘りしていきましょう!
夫婦で子育ての喜びや大変さが共有できたから
これが最も大きな理由だと思います
これはその家庭それぞれですが、どんな状況であれ夫婦が同じ経験が出来ることで協力出来るようになると思っています
第一子の経験があったから(第一子の時は育休は取っていません)
今回は第二子の時に育休を取得しました
第一子の時の職場は今の職場と違う病院で働いていて、男性の育休取得の実績が無い職場でした
周りが取っていないから、自分もどうせ取れないんだろうなーと思って、上司に相談することもなく、育休は取りませんでした
ただ、妻と3人暮らしになり、妻中心の子育てとなっていましたが
休日に一緒にすごしたり、夜は一緒に寝たり、
微力ながら夫婦で子育てをしていた経験が少し自信になっていました
もし、第一子であれば5ヶ月の赤ちゃんと二人っきりで育休を取る!という決断が出来たかといえば、ちょっと不安はあります
育児休業給付金(育休手当)があったから
出産後6ヶ月間は元々の給料の67%・6ヶ月〜1歳の間は50%が支給となります
ただし、社会保険料や所得税などは払わなく良いので、実質としては元々の手取り額の8割程度になると思われます
会社から給料ではなく、社会保険料から払われる形となるので、
申請してすぐではなく、約2〜4ヶ月後から2ヶ月に1度支給という形になります(申請すれば毎月支給にも出来るそうです)
一定期間、無給となるのである程度まとまった貯金など蓄えは必要ですが、育休中に完全に無給になるわけでは無いです
働かずに8割・半年以降はもう少し減額となりますが、お金がもらえるのも非常にありがたいです
ただし、私たち夫婦は経済的にそんなに余裕なかったので、育休手当が入らずに
銀行アプリを毎日見て、「手当、入ってないよ・・・」「やばいよ・・・生活出来る?」と不安になっていました
妊娠中からある程度貯金をすることを強くオススメします
比較的お昼寝をしてくれる子だったことで少し自分を見つめる時間があった
こればかりはどうしようもありませんが、比較的第二子はお昼寝してくれる子でした
第一子の時は昼も夜も寝てくれずに一日のほとんど泣いているんじゃ無いかと思うほどでした
もちろん、その子の特徴になるのでどうしようもありませんが
- 何ヶ月目かによりましたが、縦抱っこが好きな時期と横抱っこが好きな時期があったので、それに合わせて抱っこしてあげたり
- 上の子の保育園の送迎の関係で自動車に乗っていたのでそれで眠ってしまうなど
- またミルクの後に部屋を少し暗くして抱っこするなど
してると比較的落ち着きやすかったなどあったので色々と試行錯誤していました
なんとか寝てくれるにはどうするのかネットで検索して色々と試していました
その子その子によって違うと思いますので、色々と試しながら落ち着きやすいことを探してもらいながらしていくのが良かったのかと思います
少しの空き時間に読書をしてみたり、少し朝早く起きて(妻が一緒に寝てくれているので安心して)勉強したりする時間が少しばかりありました
またはギャン泣きしてどうしようもない時は「無」になるようにしてみたり・・・
それもすぐに限界がくるのですが・・・
心の中で「俺、大丈夫かな・・・?」「限界がきたら、自分で止められるだろうか?」などと不安はありました
なんとかストレスを吐き出す方法を考えないととは思っていました
具体的な話はまた他の記事で書こうかと思っています
家族の協力もあり、本当に今までの人生を振り返ったり、これからどうしたいか?などと考えられました
比較的育休を取りやすい職場だった
私の職場はもしくは部署だけなのか、男性でも育休を取る人の方が多いという職場でした
これには本当に感謝としか言いようがありません
ただ1日のみという方もいれば、最長で1ヶ月取った方もいました
前の職場については出産の日とかその前後に有給で1日休むのが限界といった感じで(今の職場でもこれでも育休取得したことになります(有給ではなく、特別休暇を取ることで))
男性の育休取得の実績はゼロでしたので
今の職場が大分恵まれている方だとは重々承知しています
それでも半年以上を育休を取ることを上司に報告することはホワイトな企業にいても1ヶ月以上は一人もいない状況でして、上司への報告については本当に緊張しました
半年以上の育休を取りたいと上司に伝えると、若干渋い顔はされましたが、特に嫌味や拒否的なことは言われること無く、育休取得が可能となりました
皆さんが上司等に報告して、すんなりOKをもらえるかどうかはわかりませんが、家族・自分の同僚・後輩たちのために男性が育休を取る文化を作って行くためにも勇気を出して伝えてもらえると幸いです
具体的なアドバイスも出来ませんが、割と強めの意思は示した方が良かったのかなと思っています
「育休取れますでしょうか・・・?」というよりも「育休を○月□日から△ヶ月間取らせていただきたいです。検討していただけますでしょうか?」と言った具合で伝えてみました
そして、育休を取るとなったら、上司・同僚との引き継ぎをなるべく丁寧に、そして書面やデータにして口頭だけで あとは任せる では無く、誠実にしましょう
そして、育休に入る前には少し良いお菓子を持っていきましょう
自分は節約・貧乏症なので(というかケチ)、お菓子をケチろうかとしましたが、
妻に割とちゃんとしたお菓子を持たれて持っていきました
それが職場の方にも誠意として伝わったようで非常にスムーズに育休に入ることが出来ました
感謝を伝えるのは一番は誠意・態度の精神面が大きいですが、やはり少し良い物・お菓子など持って行くと喜ばれますよ
おわりに
そんな感じでなんとか育休を終えることができました
そして、育休もこのまま続けたいと思えるほど辛いこともありましたが良かったです
でも、それも育休のスタートもゴール(育休終了のタイミング)も自分で決められたからだと思うんですよね
妻は出産前(妊娠中につわりなど)から辛い思いもしていて、出産でかなりの身体的にも精神的にもダメージをおった状態からすぐに育児が始まります
そして、いつになったら自分が職場復帰出来るのかも定まらない状態で
保育園に途中入園(何度途中での入園)はほぼ不可能だし、4月入園ですら希望の所には入れない可能性も十分にありますしね
それに比べて、私の場合はダメージを負っていない状況で自分の好きな期間を育休にして、終わりも見えた状態でやっているそれが大きいんだと思いました
妻・子供に感謝をしています
これは妻に代わっては出来ないので
夫・男として出産でダメージを受けないこと・社会的に子育てをしないといけない圧力が少ないことなどをしっかりと自覚して
これからは男性も育休を取る社会になってほしい!
と、思っています
それでは、今回はこの辺で終わります
ありがとうございました!
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