現役が語る理学療法士のデメリットとは?

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前回、【現役が語る理学療法士のメリットとは?】を書かせてもらいましたが

今回はデメリットをお伝えしていきます!

私は新卒から約10年間理学療法士として

病院を中心に勤務しています!

  • 急性期(救急車または病院受診されて入院されたり、手術直後の患者さん中心)
  • 回復期(急性期を経て、リハビリのために入院している患者さん中心)
  • 療養・維持期(長期に入院している患者さん中心)

といった感じで転職経験もあります

そんな中で

理学療法士に興味を持っているけど、

どんな感じ?

メリットもそうだけど、デメリットってある?

そんな方に向けて、今回も私見を中心にお話していきますので、その点ご了承ください

前回の記事では

  • 理学療法とは?
  • 理学療法士の現状
  • メリット

なども書いていますので、全体像は【現役が語る理学療法士のメリットとは?】の記事を見てから、

また本記事に戻ってきてもらえるとより全体像が分かりやすいと思います

約10年の勤務経験もあり、

ある程度経験を積んでいく中で、

今は

理学療法士になって良かった!

と思っています。

ただ、社会人1年目から「理学療法士になってよかった!」

と思っていた訳ではありません

正直、何度も辞めようと思いましたし、

学生時代においても辞めたいと思ったことはありました

ただ、両親に高い学費を出してもらっていることに

引け目に感じて辞めるには至りませんでした

そんな実体験も踏まえてから、

理学療法士のデメリットお話していこうと思っています

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デメリット

  • 学生時代:実習がきつい
  • 年功序列感がある
  • 長時間労働(職場による)
  • 頑張っても給料が上がらない
  • 時間や場所に縛られやすい(リモートワーク化しづらい)
  • 嫌な患者さんでも関係は続く
  • 万が一、訴訟リスクがある

学生時代:実習がきつい

在学中に必ず

複数回実習を行う必要があります

最終学年では6~10週間の臨床実習があります

結構長いですよね・・・

実習をしないと卒業できません

基本的には学生一人に対して、

指導役として3年目以上の理学療法士が指導を行う形が基本となります

どうしても一対一となりやすいので、指導役と合わなかったら最悪です・・・

こればかりはどうしようもありませんが、

これがきついですね

また実習では学年によりますが、

上の学年になるほど患者さんのまとめや学びなどをレポートにしたり、

病院などでの実習して帰ってからも

家でまとめるなどして

時間がかなり取られて、

追い詰められる感じになることもあります

ただし、このあたりも年々是正しようという感じになり、

先日来ていた実習生は病院での実習中以外(自宅での勉強時間)は

学習時間を数時間以内になるようにと

学校側から実習施設に指導が来たりしているので、

徐々に緩和はされてきている気がします

ただ、実習先(病院や施設)によるところが大きいので

学生の方は先輩などに情報共有させてもらうことをおすすめします

年功序列感がある

一般企業でもそうだと思いますが・・・

ただし、理学療法士の世界では

学会等でたくさん発表したり、

実績があることなどである程度の差は生まれますが、

特に営業成績みたいな感じで

普段の業務での差は見えないことがほとんどです

そうなるとどうしても年功序列になってしまいますね

またここ10〜20年くらいで一気に増えてきた職種になるので

今、40代以上の理学療法士は少ないので

そうなるとどうしても上司は固定されてきてしまいますね

長時間労働(職場による)

職場によって全く異なりますが、

結構聞く話ですので決して珍しいことではありません

私も新卒で最初の職場では

17時定時で20時に帰れれば早い方で、

日を跨ぐことも何度かありました・・・

どの業種でもそうでしょうが、

ブラック企業のように長時間労働の職場があります

また、

職場によっては半強制的に学会発表を課している職場のようなので

そうなるとあくまで「自己研鑽」となり

残業代を払われないけど

時間はガッツリ奪われることとなります・・・

頑張っても給料が上がらない

平成29年のデータになりますが

月収平均は、経験年数0年めで23.4万円、1~4年めで24.7万円、5~9年めで26.7万円、10~14年めで29.7万円、15年め以降で33.7万円と、経験年数が増えるごとになだらかに上昇しています。

スタディサプリ:理学療法士の気になる?年収・給料・収入】から引用
経験年数による理学療法士の収入の推移
スタディサプリ:理学療法士の気になる?年収・給料・収入】から引用

因みに理学療法士はほとんど男女での給料差がないことは

良い点ですね

下の引用は令和元年の調査で

理学療法士ではなく、全職種の調査結果になりますが

都道府県別賃金をみると、全国計(307.7千円)よりも賃金が高かったのは4都府県(東京都、神奈川県、愛知県、大阪府)となっており、最も高かったのは、東京都(379.0千円)となっている。

厚生労働省:令和元年賃金構造基本統計調査結果の概況】から引用

と都道府県により大きく異なることがわかります

ちなみに最低は青森県の239.0千円と明らかに違っています・・・

年収にすれば100〜200万弱変わることも十分に有り得そうです

そして、なんといっても頑張っても大きく給料が延びないということです

理学療法士免許をとったあとは

  • 認定理学療法士(最短3年)
  • 専門理学療法士(最短6年)
  • 3学会合同呼吸療法認定士
  • 心臓リハビリテーション指導士

などと理学療法士の上にさらに取るような資格もいくつかあります

もちろん、無いよりはあった方がいいですが、

私もこの中の資格取得しましたが給料は全く変わりませんでした・・・

資格を取ったから給料が上がるかどうかは微妙なところです

会社によって

人事考課でそのような頑張りが認められて

評定が上がることはありますが、

資格があるから基本給が数万upするとかを取っている病院や施設は聞いたことがありません(調査はできていませんが、理学療法士の友人・知人からも聞いたことはありません)

そのため、モチベーションが下がるのです

このような資格を取ろうとすれば軽く100時間以上は勉強に費やす必要がありますし、

1〜2年頑張っても到底取れないものもあります

専門理学療法士については最短で6年ということになります

あくまでこれらは「自己研鑽」となるので、

もちろん業務中に勉強をすることはできないですし、

残業代もありません

そういう感じになるので、

なかなか給料の面で頑張れないということがあります。

時間や場所に縛られやすい(リモートワーク化しづらい)

今回のコロナウイルスの影響で

在宅勤務・リモートワークになった方も

いるのではないでしょうか?

医療従事者は

やはり患者さん・利用者さんと

直接会ってでないと仕事にならないというのが実情ですね

理学療法士では学校の先生にでもない限りは

患者さんと直接会ってリハビリになりますし、

時間も日中だけですね

早朝からとか夜遅くとかに「リハビリに伺いました!」

とは言えないので・・・

そのため、

どうしても勤務時間は日中に固定されてしまい、

勤務場所も固定されてしまいます

嫌な患者さんでも関係は続く

リハビリの基本は『一対一となります(一対多数のこともあり)

そのため、人と人との関わりですので、合う・合わないもありますし、

クレーマー気質な方や女性というだけで下に見る方も多いです

明らかに問題がある場合は

担当を替えたりすることはありますが、

基本は入院期間中や利用期間中は続く形になります

それが数週間で終わればよいですが、

数ヶ月長いと数年単位で続くこともありますので、

それは対人での仕事をしている方であれば皆さんそうでしょうが、嫌なところですね。

万が一、訴訟リスクがある

万が一でも

歩行訓練中に転倒させてしまって、

骨折や重大事故となった場合には訴訟リスクがあります

基本的にこれから上手く動けるようになることを目標として訓練していくので、

どうしても転倒などのリスクがあります

しっかりと注意対策をしておけば、

訴訟までのなるケースはごく稀ですが、そのリスクは考えておく必要はあります

一応、訴訟担った場合の保険というのも理学療法士学会から加入することも出来ます

勿論、保険料はかかりますが・・・

まとめ

このような形で理学療法士は

リハビリで患者さんと一緒に楽しく訓練して、

そして直接感謝される職業としてイメージされがちですが、

辞めたいと思っている理学療法士は沢山いると思います

今でこそ、あまりありませんが、

同期で集まるとみんな「辞めたーい」みたいな感じになっていましたね。

辞めたいと思ったら・・・

職場を変えることです!

私も転職をして、

同じ病院勤務で理学療法士として続けていますが、

環境はガラッと変わりましたね

もちろん、忙しいは忙しいのですが、

男性でも半年以上育児休業を取得することも出来ましたし、

残業もほとんど無くなりました

また有給休暇も概ね消化することができていますし、

職場によって、天と地ほどの差がありますのでよくご検討を!

リハ職の転職を考えている方は【リハ職、ホワイト職場を目指す】を見てみてください

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士がホワイト職場に転職することだけに特化したサイトになっています

気になった方はブログを見てみてね

本当に転職(職場を変えて)して良かった!!!

と思っています

理学療法士のメリット・デメリットを踏まえて、

これから理学療法士を目指す方職場を変えるきっかけなどに

してほしいと思います

もちろん、理学療法士を辞めるというのも一つの選択肢になるかと思います

本記事は私見たっぷりで書かせてもらいましたので、

その点を理解して参考にしてみてください

今回はこの辺で

ありがとうございました!

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