自分でやればお得になる?
車庫証明って何をしたらいいの?
KINTOなら代行してくれる?自分でやるの?
いつ駐車場を契約したらいいの?
車を購入したり、KINTO(キント)などの車のサブスク/カーリースを契約したりするときに車庫証明が必要です。でも、車庫証明したことがない人がほとんど。わからないですよね💦
私はディーラーさんに代行依頼したことも自分で車庫証明を取ったこともあります。
本記事を読めば、
新車購入・KINTOそれぞれの車庫証明について
- 準備しておくこと
- 代行してもらえるのか?
- 必要な書類や手数料は?
- いつ駐車場を契約したらいい?
- 自宅以外でも使いたいけど大丈夫?
を解決できます。
もし、KINTOを検討中で車庫証明についてさらに詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
それでは、車庫証明について知りたい方やも自分で取得しようか悩んでいる方はこのまま読み進めてください。
そもそも、車庫証明とは?
車庫証明とは車の保管場所を証明する書類です。提出を法律で義務付けられています。
なんで、車庫証明は必要なの?
なぜなら、車の駐車場所を決めないと、路上駐車や迷惑な駐車などで道路の通行や住民の迷惑になるからです。
そのため、
提出先は警察署。自宅に駐車スペースがあるのか、駐車場を契約するのか、いずれにしても必ず提出しなければいけいない書類になります。
購入時は販売店が代行してくれることがほとんどです。
車庫証明は自分でやれるのか?
そもそも、車庫証明の取得は代行してもらうしかない?
車庫証明は購入であっても、KINTOなどのカーリースであっても基本的に業者(販売店・ディーラーなど)が代行してくれます。ただし、購入の場合は手数料として1〜3万円ほどかかっています。
KINTOなどカーリースの場合には車庫証明代行手数料としての請求はありませんが、月額料金に反映されていると思ってください。
- 購入時→代行・自分で取得どちらでもOK
- カーリース/車のサブスク→原則、代行のみ
【購入時に代行依頼やKINTO(キント)の場合】→代行用の必要書類のみ(かんたん!)
カーリースであっても、購入であっても殆ど業者(販売店など)で代行可能。
例えば、KINTOの場合、審査通り契約締結(契約を結んだ)後にKINTOから車庫証明に必要な書類が郵送されます。購入時も販売店で代行してもらう場合は必要書類を渡されます。
基本的に必要書類に記入するだけで良いので、非常にかんたんです。販売店によっては必要書類の記入まで殆どやってもらえる場合もあり、車庫証明の取得を代行してもらうよって委任状にサインするだけで終わりかもしれません。
KINTOで車庫証明は自分でやる?代行してくれる?
車庫証明の手続きはKINTOが代行してくれます。というか、自分で取得することはできません。
車庫証明の取得手続きは担当販売店にて代行します。必要書類(住所が確認できるものなど)につきましては、ご契約締結後、担当販売店よりお客さまにご案内させていただきますのでお待ちください。(一部抜粋)
KINTO公式:よくある質問より
上記のように自分で車庫証明を取得する必要はありません。車庫証明の取得は販売店・ディーラーが代行してくれます。必要書類をKINTO側から言われるので必要書類を提出だけです。
KINTOなら自分で車庫証明を取得するより簡単です。
ただし、新車購入であれば、ディーラーに代行しても、自分で取得してもどちらでも大丈夫です。一般的に車庫証明代行の手数料は1〜3万円。KINTOでは自分でやるから、その分を安くしてもらうことはできません。
では、自分は何を準備すれば良いのか?は次の章で解説していきます。
【代行してもらう場合】車庫証明の取得代行で必要書類は?
ここからは購入やカーリースで販売店に車庫証明取得を代行してもらう場合です。
販売店などに代行してもらう場合の必要書類
- 委任状
- 自動車保管場所証明書
- 保管場所標章交付申請書
- 保管場所の地図・配置図
- 自認書もしくは保管場所使用承諾証明書
- 現住所が確認できるもの(印鑑証明書・住民票・公共料金の領収書等)
必要書類や書式は管轄の警察署によって異なります。正式な必要書類は契約後に販売店より案内があるので、確認してから必要書類を準備しましょう。
必要書類1:委任状
車庫証明をディーラーなどに代行してもらうための委任状になります。書類は担当販売店から渡されるので、記入と捺印をして提出します。
販売店などの業者によっては委任状のみの提出だけで済む場合もあります。
私も以前に新車購入した場合は委任状と必要書類⑥の現住所の確認書類だけでした。
必要書類2:自動車保管場所証明申請書
自動車保管場所証明申請書とは運輸支局において車両登録時等に必要となるもので警察署から発行され、販売店を通して警察署に提出されます。
必要書類3:保管場所標章交付申請書
保管場所標章交付申請書とは警察署から発行される自動車保管場所標章(ステッカー)を取得するために必要な書類です。
必要書類4:所在図及び配置図
所在図及び配置図とは車の保管場所の位置や形状を示す地図です。警察署が保管場所の確認をするために必要な書類です。
所在図及び配置図は、GoogleMapを貼り付けたり、手書きしたりで対応できます。
必要書類5:自認書もしくは保管場所使用承諾証明書
警察署が保管場所の使用権を確認するために必要な書類です。
車の駐車場所(保管場所)が自分が所有する土地か、借りている土地かによって提出書類が変わります。
必要書類5-1:自分所有の場合→保管場所使用権原疎明書面(自認書)
自認書とは自分が所有(夫婦で共有など)する土地や建物に自分の車を保管する書類です。
必要書類5-2:他人所有の場合→保管場所使用承諾証明書
保管場所使用承諾証明書とは、他人が所有する土地や建物に自分の車を保管することに同意してもらうための書類です。
親の土地や月極駐車場、マンションの駐車場などを利用する場合に必要となります。
駐車場付きアパートなどでは賃貸契約書の写しでも可能ですが、記入事項が不足している場合は不可です。KINTOや販売店で確認してもらいましょう。
必要書類6:現住所が確認できるもの
車を使用する場所、駐車(保管)する場所を確認する書類になります。ただし、必要ない場合もあるので、販売店から提出するように言われるか、確認しましょう。
確認できる具体的な書類は
- 印鑑証明書
- 住民票
- 電気・ガス等の公共料金の領収書
- 消印のある郵便物
- 運転免許証
- 自動車検査証(軽自動車に限る)
など
【自分でする方向け】車庫証明を取得するための必要書類と注意するポイント
続いては、車庫証明を自分で取得する方法を解説していきます。
必要書類はのカーリースや販売店のディーラーに代行してもらう場合と一緒です。ただし、追加で手数料として『収入証紙』が必要となります。
カーリースでは車庫証明の代行費用も月額料金の一部になっているため、自分でできない場合があります。購入の場合は代行費用1〜3万円程度が見積書に書いてあるので、自分でやればその分を安くできますよ。
自分で車庫証明をする場合の必要書類は?→必要書類は代行と一緒。収入証紙購入を忘れずに!
KINTOなどカーリースや取得代行してもらう場合の必要書類と殆ど同じになります。
違う点は、委任状が不要なこと、手数料として収入証紙が必要な点です。
自分で車庫証明を取得する場合の必要書類
委任状- 自動車保管場所証明書
- 保管場所標章交付申請書
- 保管場所の地図・配置図
- 自認書もしくは保管場所使用承諾証明書
- 現住所が確認できるもの(印鑑証明書・住民票・公共料金の領収書等)
- 収入証紙(2,100円+500円 ※東京都の場合)
それぞれの必要書類の詳細については前章の【【代行してもらう場合】車庫証明の取得代行で必要書類は?】に戻ってご確認ください。
車庫証明の提出先は警察署です。警察署に隣接された交通安全協会でも収入証紙の販売があります。ただし、交通安全協会がある警察署などに限られてしまうため、大抵の方は事前に購入しておく必要があります。
東京都の場合、収入証紙は
- 申請手数料;2,100円
- 標章交付手数料;500円
になります。都道府県によって手数料が数百円の差があります。車庫証明取得住所の管轄警察署に確認をしてから購入してください。
そして、私は失敗した…
収入印紙を購入…印紙ではなく、収入証紙ですよ!
用紙に貼り付けてから気づいてしまったため、返金できませんでした…
- 郵便局で購入→収入印紙
- 銀行で購入→収入証紙(車庫証明はこっち)
つまり、銀行または警察署で購入してください。ただし、よほど大きな警察署でないと販売していないので、大抵の方は持参する必要があります。
『銀行で収入証紙』を購入してください!!!
郵便局じゃないですよ!!!
【代行・自分どっちも要注意】車庫証明できないこともある⁉︎注意点を解説
とりあえず、自分の土地とか駐車場を借りるとかすればいいんでしょ?
あまーーーーい!!!
車庫証明と取るために駐車場の条件がしっかりとあるんです。何となく決めてしまうと駐車場を契約したのにダメだった…車庫証明が取れないから納車できない…となってしまいます。
保管場所(車庫)とするには、次の要件が必要です。
警視庁;保管場所(車庫)の要件と使用権原書面
- 駐車場、車庫、空き地等道路以外の場所であること。
- 使用の本拠の位置から2キロメートルを超えないこと。
- 自動車が通行できる道路から、支障なく出入させ、かつ、自動車の全体を収容できること。
- 保管場所として使用できる権原を有していること。
注意点は
- 駐車場契約のタイミングに要注意
- 機械式駐車場には要注意
- 自宅以外で使用する場合は要注意
注意点①:駐車場契約のタイミングは販売店に確認してから。
車庫証明は、運輸支局でのクルマの登録手続きの際に提出が必要です。
TOYOTA;車庫証明より引用
通常、申請から交付まで3日~7日程度を要します。申請内容に不備がある場合さらに時間を要するため、早めに申請手続きを行いましょう。
今は納車が半年以上先の車種もあります。そのため、新車購入やカーリースを契約する場合には『いつまでに駐車場を契約する必要があるのか、販売店に確認』してください。
自宅に駐車スペースがある方は問題ありませんが、これから駐車場を契約するつもりだったり、賃貸アパート・マンションの駐車場を利用したりする場合には事前に空き状況の確認やキープしてもらえるかどうか、確認してみてください。
今は契約から1年後に納車なんて車もあるので、先走って駐車場を契約すると1年間の駐車場代が無駄になります…
トヨタ車やKINTOの納車時期を知りたい方はこちらを参考にしてください。
車庫の注意点②:車と駐車スペースの寸法に要注意|登録できる寸法に制限あり
車庫証明を取得する際には、保管場所の寸法が登録できる範囲内に収まるか確認する必要があります。要件を満たさないと車庫証明を発行してもらえません。
特に機械式駐車場は要注意です。
例えば、マンションや月極駐車場でスペースが軽自動車向けになっていたり、省スペースの立体式駐車スペースになっていたりしてミニバンなど大きめの車だと許可されないケースがあります。
KINTOで利用するクルマのサイズに合わせて、保管場所の寸法が登録できる範囲内に収まるか確認しましょう。
もし、登録できない場合は
- 別の駐車場を探す
- 別の車種を選ぶ
など対応する必要があります。
車庫の注意点③:自宅以外で利用する場合
購入でもKINTOのようなカーリースでも自宅以外で車を使用することは問題ありません。
ただし、自宅から直線で2km以内に車庫証明の場所を指定する必要があります。例えば、職場近くで車を利用したくて電車で移動した先の駐車場を借りるなどとする場合には直線で2km以内かどうか確認しておく必要ああります。
自宅や近所の駐車場が借りられなかったり、自宅以外の場所で車を使いたかったりする場合には自宅から2km以内じゃないと車庫証明と取得できないので、要注意です。
【まとめ】車庫証明は代行がかんたん。購入の方は自分でやれば1〜3万円お得に!
本記事では書庫証明を
- KINTOなどカーリースの場合
- 購入で販売店に代行してもらう場合
- 購入で自分でやる場合
の必要書類と注意点について説明してきました。
カーリースなどでは車庫証明取得の代行費用が月額料金に反映してしまい、そもそも自分でやることができない場合も多いです。購入の場合は販売店が代行してくれる場合が多いですが、代行手数料として1〜3万円請求されるので、自分でやればお得にできます。
ただし、自分でやる場合には警察署に提出しに行ったり、収入証紙の購入で銀行に行ったりする必要があるので、どちらが自分にとって合っているのか考えてみましょう。
- 自動車保管場所証明書
- 保管場所標章交付申請書
- 保管場所の地図・配置図
- 自認書もしくは保管場所使用承諾証明書
- 現住所が確認できるもの(印鑑証明書・住民票・公共料金の領収書等)
その他
- 委任状 【代行してもらう場合のみ】
- 収入証紙(2,500円前後) 【自分でやる場合のみ】
車庫証明は自宅に広い駐車スペースがある方以外は注意する必要があります。申請したら、車庫証明ダメだった場合に納車が遅れてしまったり、面倒な場所に駐車場を借りることになったりします。
- 駐車場契約のタイミングに要注意
- 機械式駐車場には要注意
- 自宅以外で使用する場合は要注意
気を付けておかないと後悔することに…
今回は車庫証明について解説してきました。なかなかやることがないので、わからないですよね…
実際に私は代行してもらったことも自分で取得したこともあります。正直、面倒ではありますが、1〜3万円がお得になるなら購入する場合は自分でやろうと思います。
でも、平日に警察署や銀行に行く手間がかかったり、書類の記入を全て自分でやったりするのはメンドー。でも、今回の記事で全体像がわかっていれば、自分はどうするのかの判断基準になってくれれば嬉しいです。
今回はこのへんで!ありがとうございました!
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