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【トヨタKINTO(キント)が高すぎる】3つの理由と5社で徹底比較|FP資格者が解説

※本ページはプロモーションが含まれています

車を購入する時、何といっても金額が気になりますよね。損したくない!

車のサブスクってやっぱり購入よりも高い?

トヨタのキントが高すぎるって聞いたけど、実際どうなの?

実際どうなのかいろいろ教えて。

トヨタのKINTO(キント)は思っているよりも高くありません。なぜなら、任意保険が含まれた車のサブスク(カーリース)だからです。

購入と比べても他社と比べても、損しづらい料金設定です。

FP2級・簿記2級を取得した私がKINTOは本当に高すぎるのか数値から解説していきます。

本記事を読むとKINTO(キント)は高すぎるのか、損しない方法を知ることができます。

【結論】KINTO(キント)は任意保険まで含まれているお得な契約方法です。

ただし、

  • 任意保険20等級
  • 10年以上同じ車を乗る予定
  • 中古車を買って乗り潰す予定
  • メンテナンスや車検など最安値で行う知識がある

人は割高になってしまう可能性があります。

※契約方法から【車のサブスク=カーリース】としています。大きな違いはありません。

目次

【納得】「トヨタKINTO(キント)が高すぎる!」と言われる4つの理由

「トヨタKINTO(キント)が高すぎる」と言われる理由は

  • 他社よりも基本月額料金が高いこと
  • 月額料金に含まれている内容が分かっていないこと
  • 最終的に自分のものにならないこと
  • 車は買うものと固定概念が強いこと

確かにKINTOは他の車のサブスク(カーリース)と比べると少し高めの月額料金です。ただし、任意保険など他のサブスクよりも含まれている内容が広いため明らかに割高とはなりません。詳しく解説していきます。

トヨタKINTO(キント)が高すぎると言われる理由①:他社よりも月額料金が高い

KINTO(キント)の月額料金は他の車のサブスクよりも高いです。

例えば、

ヤリス

 X GAS 1.0L 2WD

スクロールできます
KINTOSOMPOで乗〜るニコノリ リースナブルMOTAカーリース
3年(基本月額)64,240円26,830円31,900円
5年(基本月額)59,730円23,190円28,414円26,500円34,870円
7年(基本月額)56,430円21,870円27,170円
2023年1月調査

なぜなら、他の車のサブスク(カーリース)には入っていない任意保険料が含まれているからです。

保険には人身・対物無制限、車両保険まで含まれています。仮に自損事故・全損しても契約者の負担は5万円までです。これだけで手厚い任意保険が基本料金に含まれているので、月額料金だけ比べると高めになってしまいます。

トヨタKINTO(キント)が高すぎると言われる理由②:月額料金に含まれている内容がわかっていない

基本月額料金に何が含まれていていて、何が含まれていないのかをしっかり確認しておきましょう。

月額料金に含まれている内容(トヨタKINTO(キント))は

  • 車両本体価格
  • 登録諸費用
  • 自動車税
  • 重量税
  • 自賠責保険
  • 自動車保険(対人・対物/車両保険)
  • 車検(5年/7年契約のみ)
  • 法定点検・定期点検
  • ロードサービス
  • 故障修理
  • 代車
  • 油脂類の交換および補充
  • 所定の消耗品の交換

もちろん、上記内容を購入した場合には全て自己負担となります。

さらに他の車のサブスク会社によって、基本内容は異なるので一概に高い・安いかは判断しないといけません。

一方でメンテナンスや車検等で自分で選んで、ある程度車の知識がある方に全て任せられる、自分でやったほうが安くなる可能性あります。

トヨタKINTO(キント)が高すぎると言われる理由③:最終的に自分の物にならない

トヨタKINTO(キント)は最終的に車は『返却』or『乗り換え』となり、最終的に自分の物にはなりません。

やっぱり買い取りたい!と思っても、買取はできません。同じ車に乗るために同車種を再契約することとなります。

お金を払ったのに自分のものにならないと「高い!」と感じてしまう理由になるかも。

トヨタKINTO(キント)が高すぎると言われる理由④:車は買うものと固定概念が強いこと

車は買うの固定概念が強いことです。車のサブスク(カーリース)は『借りている』状態。

「購入に近い金額を出しているのに…」と割高感を感じてしまいます。

でも、若い世代や子育て世代、数年で新しい車を買いたい人にとっては、乗り換えをすることが数年おきに。

つまり、全額払って購入していても、売ることになるので所有することのメリットって…。
所有していれば、

  • 税金
  • 車検・消耗品の交換
  • 自賠責保険
  • 任意保険
  • メンテナンス代
  • 法定点検

など結局自分で別途お金を払うことになるので、本当にお得かどうかは人によります。

例えば、サブスクや借りることって結構普通ですよね。

  • 音楽(レンタルCDやSpotifyなど)
  • VOD(アマゾンプライムやNetflixなど)
  • 洋服・バックなど

「でも、車になるとなぜか所有したくなる…」

乗り換えしやすい契約の車のサブスク(カーリース)は決してデメリットではありません。

本当にトヨタKINTO(キント)は高すぎるのか?購入と徹底比較

KINTO(キント)と購入した場合での差額を調べていきます。

ヤリス

 X GAS 1.0L 2WD

スクロールできます
3年契約(36回払い)
保険補償:全年齢・運転者制限なし
KINTO一括購入
車両代・オプション代基本料金に
含まれる
1,550,300円
税金・諸費用
(自賠責・自動車税等)
基本料金に
含まれる
172,820円
任意保険・メンテナンス基本料金に
含まれる
920,865円
3年後の下取り参考価格697,635円
お支払い総額(3年)1,366,200円1,946,350円
KINTO公式シミュレーションより引用(2023年1月)

と、一括購入と比べてもKINTO(キント)の方が60万円弱もお得なんです。意外じゃないですか?

そして、3年後の下取り価格予想ですが、KINTO(キント)の場合はクローズドエンド方式といって、契約終了時に追加徴収されないので安心です。

他のカーリース会社や実際に購入して売ろうとした時に思っていたよりも高く売れずにさらにお金がかかる可能性があります。

『オープンエンド』・『クローズドエンド』とは?

オープンエンド:もし契約時に設定した残価設定価格を下回った場合は追加料金が発生する可能性があります。ただし、残価設定を交渉できるので、いくらに設定するかで月々の基本料金をある程度調整できる。

クローズドエンド:契約終了時には明らかな故障・損傷などがなければ、追加料金は発生しません。その代わり、契約者は残価設定価格を決められない(いくらか分からない)

ただし、購入の方が安くなることもあります。

KINTO公式HPからのシミュレーションを基に試算すると、

  • 35歳以上
  • 5年or7年契約
  • 任意保険18等級以上
  • 契約期間中に事故や車体に傷などが一切ない

であれば、10万円前後は購入よりも安くなります。ただし、かなり条件が厳しい…

正直、条件に合致する人は限られますよね。特に契約期間中に一度も事故や傷をつけないとかは絶対とは言えませんからね。

契約中に事故や傷がついてしまった場合、KINTO(キント)なら『自己負担最大5万円』で修理できますが、購入した場合は『自己負担5万円+翌年から3年間保険料が10万円以上』上がります

本当にトヨタKINTO(キント)は高すぎるのか?サブスク(カーリース)5社で徹底比較

KINTO(キント)は本当に高すぎるのか、車のサブスク(カーリース)会社5社と比較していきましょう。

それぞれ任意保険をKINTO(キント)と同保険会社・同条件で試算し、初めて車に乗る人(6等級)と20等級それぞれで試算してあります。

KINTO(キント)が最安値です。
購入よりも安くなる人が多数派かも。

任意保険についてはKINTOは基本料金に含まれています。月額料金+任意保険料金を合算すると総合計がわかりやすいです。

任意保険の詳細
  • 保険会社:東京海上日動
  • 対人・対物賠償責任保険:無制限
  • 人身障害保険:5,000万円
  • 車両保険あり(自己負担5万円)
  • 運転者保証範囲:制限なし(家族/友人保証範囲・年齢制限なし)
  • 弁護士費用特約あり
  • ロードサービスあり
  • レンタカー等諸費用アシストあり(事故30日・故障15日)
  • 総額時の任意保険料:6等級or20等級で計算

KINTO自動車保険を参考

ヤリス(X GAS 1.0L 2WD)

スクロールできます
KINTOSOMPOで乗〜るニコノリ リースナブルMOTAカーリース
3年(基本月額)37,950円26,830円31,900円
5年(基本月額)35,310円23,190円28,414円26,500円34,870円
7年(基本月額)33,330円21,870円27,170円
9年(基本月額)20,460円24,245円23,980円11年:20,350円
任意保険(初めて契約)0円26,680円/月26,680円/月26,680円/月26,680円/月
任意保険(20等級)0円13,600円/月13,600円/月13,600円/月13,600円/月
税金・車検0円0円0円0円0円
5年契約総額2,118,600円2,207,400〜
2,992,220円
2,520,840〜
3,305,640円
2,406,000〜
3,190,800円
2,908,200〜
3,693,000円
2023年11月調査時点
※任意保険:東京海上日動で試算(KINTOと同保険会社・同条件)

ハリアー(KINTOグレードG/その他グレードS(2WD))

スクロールできます
KINTOSOMPOで乗〜るニコノリ リースナブルMOTAカーリース
3年(基本月額)64,240円38,490円36,300円
5年(基本月額)59,730円37,710円46,481円31,900円71,940円
7年(基本月額)56,430円38,590円55,880円
9年(基本月額)38,060円45,258円11年:41,580円
任意保険(初めて契約)0円34,060円/月34,060円/月34,060円/月34,060円/月
任意保険(20等級)0円17,090円/月17,090円/月17,090円/月17,090円/月
税金・車検0円0円0円0円0円
5年契約総額3,583,800円3,288,000〜
4,306,200円
3,814,260〜
4,832,460円
2,939,400〜
3,957,600円
5,341,800〜
6,360,000円
2023年11月調査時点
※任意保険:東京海上日動で試算(KINTOと同保険会社・同条件)

ノア(X GAS 2.0L 2WD)

スクロールできます
KINTOSOMPOで乗〜るニコノリ リースナブルMOTAカーリース
3年(基本月額)53,350円43,770円46,200円
5年(基本月額)49,610円38,920円44,511円37,400円59,950円
7年(基本月額)47,410円37,710円46,860円
9年(基本月額)36,960円39,998円11年:35,310円
任意保険(初めて契約)0円43,740円/月43,740円/月43,740円/月43,740円/月
任意保険(20等級)0円17,620円/月17,620円/月17,620円/月17,620円/月
税金・車検0円0円0円0円0円
5年契約総額2,976,600円3,392,400〜
4,959,600円
3,727,860〜
5,295,060円
3,301,200〜
4,868,400円
4,654,200〜
6,221,400円
2023年11月調査時点
※任意保険:東京海上日動で試算(KINTOと同保険会社・同条件)

MOTAカーリースのみ契約期間終了後に『車がもらえる』ので、上記金額から下取り価格分を差し引くことができます。

車種別に比較してもKINTO(キント)が最安値です。

今回はKINTO(キント)と同様に東京海上日動・同条件で試算しました。もっと安い保険会社を探す、保証範囲を狭まることで他社でももう少し総額を下げられる可能性はあります。

【まとめ】トヨタKINTO(キント)はしっかりと内容がわかっていれば高くない!特に若い世代には割安な車の所有方法になる

トヨタKINTO(キント)は「高すぎる!」について、解説してきましたが、結論はそれほど高くありません。

むしろ損しづらい契約と言えます。

なぜなら、

  • 購入と比べても得することが多いから
  • 基本料金に任意保険が含まれていてるから
  • 車のサブスク(カーリース)5社と比べて最安だから
  • 事故っても、全損となっても料金は変わらないから

さらに、車のサブスク(カーリース)5社で車種別にヤリス・ハリアー・ノアで試算してみましたが、KINTO(キント)は安かった

ただし、購入の方が安い場合も。例えば、『中古車を購入して乗り潰した』り、『35歳以上・任意保険20等級で契約』できたりする場合には購入の方が安くなります。

でも、『1度も事故を起こさない』ことが条件となるので、そんなのは誰にもわかりませんよね。事故を起こすと通常は任意保険が3等級下がり、翌年から3年間保険料が上がるためです。

今回はKINTO(キント)は高すぎるのか、『購入』と『車のサブスク(カーリース)5社比較』しました。

でも、他の車のサブスクで基本プラン内容やキャンペーンを見てみたい、トヨタ車以外も乗りたいって方もいると思います。
そんな方は【【2023年保存版】トヨタ・ホンダユーザーが徹底比較|おすすめ車のサブスク(カーリース)ランキング5選】で他の車のサブスク(カーリース)会社についてランキング形式で特徴など解説しているので覗いてみてください。

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今回はこの辺で

ありがとうございました!

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