KINTOが気になってるけど、途中解約ってできる？
解約した時の解約金っていくらなの？
解約金をなるべく払いたくない。
契約前に知っておくべき解約に関する知識ってある？
今回はそんな疑問を解説していきます。
トヨタの車のサブスクKINTOには、初期費用フリープランと解約金フリープランの2種類のプランがあります。本記事では2つのプランの解約金がいくらなのかを詳しく比較してみました。
この記事を読めば、KINTOを契約するべきなのか、解約金で損しない方法、どちらのプランを選ぶべきか判断できるようになります。解約金について不安な方は必見の内容です。
- 今後しばらく車を持ち続けるつもりなら、
→初期費用フリープラン一択。車を変えたくなったら、『のりかえGO』or『期間満了まで待つ』。 - 数年以内に免許返納や車のサブスク(カーリース)以外で所有を考えているなら、
→『初期費用フリープランで途中解約しない』or『解約金フリープランを契約』する。
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トヨタKINTO(キント)の中途解約はどうなる？初期費用フリープラン・解約金フリープランを徹底解説
KINTOは2つのプランがあり、それぞれの特徴は
- 初期費用フリープラン：初期費用0円で、契約期間を3年/5年/7年から選べる。中途解約で解約金が発生する。のりかえGOを使えばお得に乗り換えが可能。
- 解約金フリープラン：申込金として始めに月額5ヶ月分相当を支払う。契約期間は3年で2年ずつ更新が可能(最長7年)。いつ解約しても解約金0円のプラン。
どちらのプランも税金・保険料・車検費用などが含まれており、月々定額で車に乗ることができます。自動車税や自動車保険、車検などの面倒な手続きや突発的な出費の心配もありません。
| 初期費用 フリープラン | 解約金 フリープラン | |
|---|---|---|
| 初期費用 | なし | 月額5ヶ月分 |
| 契約期間 | 3年・5年・7年 | 3年 (更新で5年・7年可) |
| 解約申し出期間 | 3ヶ月～30日前 | 前々月1日～末日 |
| ボーナス併用払い | 可能 (5.5万円/11万円/16.5万円) ※一部対象外車種あり | 不可 |
| 中途解約金 | あり | なし |
| 乗り換え時の特典 | 「のりかえGO」で一定手数料になる | なし |
| 契約満了時 | ・新たな車に乗り換え ・返却 | ・今の車で再契約 ・新たな車に乗り換え ・返却 |
| 対象車種 | ・トヨタ車 ・レクサス車 ・モリゾウセレクション | ・トヨタ車 ・レクサス車 |
さらに2つのプランについてメリット・デメリットを詳しくお伝えしていきます。
KINTO(キント)初期費用フリープランのメリット・デメリット
KINTO初期費用フリープランは申し込み時の初期費用なしで毎月定額でトヨタの新車に乗れるプランです。ただし、途中解約の場合は『残利用料＋追加精算金』が必要となります。解約金は、解約希望日の30日前までに申し出る必要があります。
※残利用料とは、契約期間中に未払いの月額利用料の合計額。
※追加精算金とは、契約期間中に発生した走行距離や車両状態による差額であり、契約の走行距離や車両状態を超えた場合や下回った場合に発生する。
メリット
- 初期費用0円。
- ボーナス併用払いで月々のお支払いをリーズナブルできる。
- 「のりかえGO」を使えば、手数料を安くお得に乗り換え可能。
デメリット
- 中途解約する場合は規定の中途解約金を支払わなければならない。
- 中途解約する場合、解約金フリープランよりも総額で高くなる可能性がある。
『のりかえGO』についての詳しい説明はこちら
KINTO(キント)解約金フリープランのメリット・デメリット
解約金フリープランは、いつやめても中途解約金が0円でトヨタの新車に乗れるプラン。ただし、初期費用で月額料金5ヶ月相当が必要です。
メリット
- 中途解約金0円なので、いつでも解約可能。
- 中途解約するなら初期費用フリープランよりも安くなる可能性が高い。
- 契約期間は3年だが、2年ごとに契約更新可能(トヨタ車：最長7年、レクサス：最長5年)。
- 1回目の契約更新後は月額料金15%off、2回目更新後は30%off。
デメリット
- 初回契約時に申込金が(月額料金5ヶ月分相当)が必要。
- 初期費用フリープランよりも月額料金が高い。
- 解約希望日の前々月中に解約申し込みが必要。
- ボーナス併用払いできない。
申込金として月額5ヶ月分相当
KINTO公式：解約金フリープラン
- 申込金のお支払いはクレジットカード払いのみ対応
- 申込金は、審査完了後の契約締結時にご指定のクレジットカードへご請求させていただきます
解約金で数十万円の差⁉︎KINTO(キント)の解約金をプランごとに徹底比較
解約金で損しないおすすめの方法・考え方は
- 今後しばらく車を持ち続けるつもりなら、
→初期費用フリープラン一択。車を変えたくなったら、『のりかえGO』or『期間満了まで待つ』。 - 数年以内に免許返納や車のサブスク(カーリース)以外で所有を考えているなら、
→『初期費用フリープランで途中解約しない』or『解約金フリープランを契約』する。
KINTOの解約金は
- 初期費用フリープランの場合は『残利用料＋追加精算金』で計算します。
- 解約金フリープランの場合は月額料金の『5ヶ月分相当』を申込金として始めに支払います。途中解約しても基本的に解約金0円です。
初期費用フリープランと解約金フリープランで総額を比較してみましょう。
 プリウス Uグレード | ①初期費用 フリープラン(総額) | ②解約金 フリープラン(総額) | 中途解約金 ①初期費用フリー ②解約金フリー |
|---|---|---|---|
| 3年契約 | 183万7,440円 ※月額51,040円 | 188万8,480円 ※月額45,320円 ※申込金256,960円 | ①約6〜52万円 ②0円 |
| 5年契約 | 285万1,200円 ※月額47,520円 | 294万8,440円 ※月額38,500円(4・5年目) ※申込金135,960円 | ①約5万〜72万円 ②0円 |
| 7年契約 | 386万2,320円 ※月額45,980円 | 384万4,720円 ※月額31,600円(6・7年目) ※申込金135,960円 | ①約5〜92万円 ②0円 |
総額で比べると、3年・5年契約で初期費用フリープランが5万〜10万円程度安くなります。7年契約の場合は解約金フリープランの方が安い結果に…
はまぐりそのため、途中解約する可能性があるなら、解約金フリープランがおすすめ。7年契約なら解約金フリープラン一択ですね！
また、初期費用フリープランの場合、解約のタイミングによって解約金が大きく変わってきます。
例えば、初期費用フリープラン3年契約・ボーナス払いなしの場合
プリウス Uグレード(ハイブリッド)なら月額利用料51,040円(税込)。もし、
- 18ヶ月目で解約：解約金15万3,120円＋α
- 19ヶ月目で解約：解約金35万7,280円＋α
解約金の差額はたった1ヶ月の差が約20万円。
ハリアー G HEV 2.5L 2WD(ハイブリッド)なら月額利用料69,850円(税込)。もし、
- 18ヶ月目で解約：解約金20万9,550円＋α
- 19ヶ月目で解約：解約金48万8,950円＋α
解約金の差額は27万9,400円となり、たった1ヶ月の差が約28万円。
※＋α：走行距離超過や車体に傷や凹み等があった場合に追加料金が発生。
【まとめ】
- 初期費用フリープラン：初期費用は0円だが、中途解約した場合には最大で月額利用料金の10ヶ月分がかかる。もし、プリウスの最安グレード・オプションであっても、最大で約50万円ほどの解約金(契約1ヶ月目で解約)。契約期間満了による解約では0円、『のりかえGO』を利用すれば割安に乗り換えが可能。契約途中で解約すると、総額で高くなりやすい。
- 解約金フリープラン：初期費用で月額利用料金5ヶ月分相当(申込金)を支払う。ただし、いつ解約しても0円。契約満了する場合、総額は高くなる。
KINTO(キント)の解約方法や必要な手続きを徹底解説
ここからはKINTOの解約方法や必要な書類や連絡先、注意すべきことなどを徹底解説します。
KINTO(キント)の解約方法とは？なるべく簡単に解約する方法
KINTOの解約方法は
- 契約途中でWEBから申し込む(初期費用フリープランのみ)
- 契約途中で電話から申し込む(どちらのプランでも可能)
- 契約期間満了時に車両を返却する(どちらのプランでも可能)
の3通りです。
簡単な方法は
- 初期費用フリープランならWEBから
- 解約金フリープランは電話のみ(0120-075-912)
KINTO解約の詳細については以下に続けていきます。
KINTO(キント)をWEBから解約する流れ(初期費用フリープランのみ)
中途解約の流れと留意事項を読み、中途解約の内容をご確認後、『解約希望日』を入力。
解約希望日は30日以上先に設定します。
「お客様都合」の場合は、詳細事由をご入力し、『次に』をクリックする。
解約事由、解約希望日と中途解約金等を確認し、『中途解約可能か確認する』ボタンをクリックする。
中途解約の手続きの可否が、メールにて届いきます。可能であれば、My KINTO にログインし、『解約申込みをする』ボタンをクリックし、次に進んでください。
その後、必要書類や解約時の手続き・車両の引き渡し日など指示があるので、調整してください。
電話で解約したい場合はカスタマーセンターに連絡する。(初期費用フリープラン・解約金フリープランどちらも)
解約金フリープランの解約方法
解約金フリープランの中途解約は
- カスタマーセンター(0120-075-912)へ電話連絡のみ
- 9時〜18時の間に電話連絡
- 解約希望日の前々月中に申し出る必要あり
解約金フリープランの場合、6月1日〜30日の間に解約したい場合は4月1日〜30日までに中途解約申し出が必要です。初期費用フリープランよりも解約申し出を早くする必要があります。注意してください。
KINTO(キント)解約に必要な書類
KINTOの解約に必要な書類
- 免許証のコピー
- 車両登録証明書の原本
免許証のコピーは審査申込時に登録した免許証と同一であることを確認するために必要。
車両登録証明書の原本は車両を返却する際に必要です。契約時に販売店から郵送されているはずなので、返却時にトヨタ販売店へ持参してください。
KINTO(キント)解約時に注意すべきこと
KINTO解約時に注意すべきことは、以下の3点です。
- 解約申し込みは早めにに行う。
- 途中解約は解約金が発生する(初期費用フリープランのみ)
- 解約時には車両の状態や走行距離によって原状回復費用が発生する場合がある
なぜなら、契約するプランによって、解約申込み期限に違います。
- 初期費用フリープランは中途解約希望日の30日前まで
- 解約金フリープランは中途解約希望日の2ヶ月前の月
に申し込みが必要です。つまり、6月30日に解約したいと思ったら4月30日までに解約申込みが必要となります。
初期費用フリープランの場合、解約金として残利用料（残りの契約期間分の月額利用料）と追加精算金（契約時に支払った申込金から月額利用料を差し引いたもの）がかかります。
初期費用/解約金フリープランいずれも、車両の状態や走行距離によって追加請求される可能性があります。例えば、車両のキズやヘコミなどの修理費用や、基準走行距離（月間平均走行距離1,500km）を超えた場合の超過走行距離精算です。
KINTO(キント)の解約金を節約する方法はあるのか？
解約金フリープランの場合はどのタイミングで解約しても解約金はかからないので、節約法はありません。
初期費用フリープランの場合、2つの節約法があります。
- 中途解約金が不要なケースを利用する
- のりかえGOを利用する
以下の節約法は初期費用フリープランのみ適応です。解約金フリープランはいつでも解約金0円。
中途解約金の節約法①：中途解約金が不要なケースを利用する
初期費用フリープランでも中途解約金が不要なケースが2つあります。
- 契約者の死亡
- 契約者に傷害や疾病が発生し、運転困難や使用困難となった場合
に該当する場合は解約金0円となります。
自分で選べることではないので、現実的ではありません。
中途解約金の節約法②：『のりかえGO』を利用する
のりかえGOの理由が最も現実的な方法となります。
初期費用フリープランは契約期間途中で解約すると最大10ヶ月分解約金がかかります(3年契約の場合)。ただし、KINTO内で新しい車に乗り換える場合は『のりかえGO』を利用すると解約金を抑えることができます。新しい車やモデルに乗り換えたい、家族構成が変わったなど、理由はなんであれ時期によって月額料金1〜2ヶ月分だけの手数料(3年契約)で乗り換えができます。
ただし、のりかえGOを利用する期間が決められています。
初期費用フリープラン3年契約はご契約開始の1年6ヶ月後～2年8ヶ月後(ご契約満了の4ヶ月前)まで、5・7年契約はご契約開始の3年0ヶ月後～ご契約満了の4ヶ月前までお申し込み可能です。
KINTO公式
『通常時』と『のりかえGO利用時』の解約金・手数料比較：詳細はこちら
| 初期費用フリープラン (3年契約) | 通常中途解約金 (月額料金) | のりかえGO手数料 (月額料金) |
|---|---|---|
| 1ヶ月目〜1年5ヶ月目 | 3ヶ月〜10ヶ月分 | 不可 |
| 1年6ヶ月〜1年11ヶ月目 | 2ヶ月〜7ヶ月分 | 2ヶ月分 |
| 2年0ヶ月目〜2年7ヶ月目 | 1ヶ月〜6ヶ月分 | 1ヶ月分 |
| 2年8ヶ月目〜2年11ヶ月目 | 1ヶ月〜5ヶ月分 | 不可 |
| 3年0ヶ月目 | 0円 | 0円 |
例えば、アクア(X HEV 1.5L 2WD)を3年契約して、1年7ヶ月目に乗り換えようとした場合にかかる金額は
- 初期費用フリープランで通常解約：33万4,950円(7ヶ月分)
- 初期費用フリープランでのりかえGO利用：9万5,700円(2ヶ月分)
- 解約金フリープラン申込金(解約時0円)：23万7,930円
【まとめ】プランや解約のタイミングでKINTO(キント)の解約金は数十万円の差になります。
KINTOは月々定額で車に乗れるサブスクリプションサービスです。しかし、契約期間途中で解約したら、どうなるのか？
『初期費用フリープラン』と『解約金フリープラン』の2種類のプランがあります。それぞれ解約金は大きく異なり、今回それぞれのプランの解約金について詳しく比較してみました。
- 初期費用フリープラン：初期費用は0円。解約時に『残利用料(3年契約で最大月額料金10ヶ月分)＋追加精算金』が発生します。解約は解約希望日の30日前までに申し出る必要あり。
- 解約金フリープラン：初期費用として申込金をが必要(月額料金5ヶ月分)。ただし、解約金はいつでも0円です。解約希望月の2ヶ月前の月中に連絡する必要があります。
もし、プリウスで試算すると3年・5年・7年契約を期間満了まで契約すると『初期費用フリー vs 解約金フリー』で数万円だけ解約金フリープランが高くなります。そのため、契約途中で解約してしまうと初期費用フリープランが割高になる可能性が高いです。
プランによる総額・解約金の比較詳細はこちら
初期費用フリープランと解約金フリープランで総額を比較してみましょう。
プリウス Uグレード | ①初期費用 フリープラン(総額) | ②解約金 フリープラン(総額) | 中途解約金 ①初期費用フリー ②解約金フリー |
|---|---|---|---|
| 3年契約 | 183万7,440円 ※月額51,040円 | 188万8,480円 ※月額45,320円 ※申込金256,960円 | ①約6〜52万円 ②0円 |
| 5年契約 | 285万1,200円 ※月額47,520円 | 294万8,440円 ※月額38,500円(4・5年目) ※申込金135,960円 | ①約5万〜72万円 ②0円 |
| 7年契約 | 386万2,320円 ※月額45,980円 | 384万4,720円 ※月額31,600円(6・7年目) ※申込金135,960円 | ①約5〜92万円 ②0円 |
総額で比べると、3年・5年契約で初期費用フリープランが5万〜10万円程度安くなります。7年契約の場合は解約金フリープランの方が安い結果に…
はまぐりそのため、途中解約する可能性があるなら、解約金フリープランがおすすめ。7年契約なら解約金フリープラン一択ですね！
また、初期費用フリープランの場合、解約のタイミングによって解約金が大きく変わってきます。
例えば、初期費用フリープラン3年契約・ボーナス払いなしの場合
プリウス Uグレード(ハイブリッド)なら月額利用料51,040円(税込)。もし、
- 18ヶ月目で解約：解約金15万3,120円＋α
- 19ヶ月目で解約：解約金35万7,280円＋α
解約金の差額はたった1ヶ月の差が約20万円。
ハリアー G HEV 2.5L 2WD(ハイブリッド)なら月額利用料69,850円(税込)。もし、
- 18ヶ月目で解約：解約金20万9,550円＋α
- 19ヶ月目で解約：解約金48万8,950円＋α
解約金の差額は27万9,400円となり、たった1ヶ月の差が約28万円。
※＋α：走行距離超過や車体に傷や凹み等があった場合に追加料金が発生。
- 今後しばらく車を持ち続けるつもりなら、
→初期費用フリープラン一択。どうしても車を変えたくなったら、『のりかえGO』or『期間満了まで待つ』。 - 数年以内に免許返納や車のサブスク(カーリース)以外で所有も考えているなら、
→『初期費用フリープランで途中解約しない』or『解約金フリープランを契約』する。 - 契約前で可能性は低いけど、もしかしたら途中で車を変えたくなるかもしれないと不安な方は
→『のりかえGO』を利用して最低限の手数料で乗り換え。
初期費用フリープランの解約金は高いです！3年契約の場合、月額4万円の車を契約したら途中解約で40万円(最大)かかってしまいます。「のりかえGO」を利用すれば、解約期間に制限はあるものの月額料金の4〜8万円で新しい車に乗り換えができます。車は変えたくなるかもしれないけど、車自体は乗り続けるつもりの殆どの方にとってはおすすめの方法です。もちろん、契約期間満了に合わせた乗り換えなら解約金はかかりません。
プランを選ぶ際には、自分の車のニーズや予算に合わせて検討することが大切です。ぜひ、お気軽にまずは無料で見積もりからやってみてください。登録なしでも月額料金や納期の目処は見ることができますよ。
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