【KINTO(キント)と新車購入で比較】コスパ良くトヨタ車に乗るならどっち？

やっぱり買った方が安いよね？
車のサブスク KINTO (キント)って本当にお得？
買ったほうがいいのか、KINTOを使ったほうがいいのかよくわからない。教えて！

「KINTOは月々3万円以上かかって高すぎる」と言われることが多いです。なぜなら、車は買うものと思っていたり、コミコミ1万円と言っているカーリース(頭金やボーナス払いが必要)があったりするから。でも実際は任意保険まで含まれているKINTOの方がお得になる人は多いです。

この記事では、KINTOと購入(一括・ローン)でどっちがお得に乗れるのか徹底的に比較していきます。

本記事を読めば、

• 自分はKINTOか購入か、どちらがお得になるのか
• 車種ごとにコスパを比較できる
• 具体的にお得に乗る方法
• KINTOのメリット ・デメリット
• 購入のメリット・デメリット

を知り、納得して契約することができます。

トヨタKINTO(キント)と購入どっちがお得？｜4車種でコスパ徹底比較

今回は『3年契約』の

自動車ローンの金利はディーラー経由か、銀行か、また契約者の経済状況などにより変わります。誰でも最低金利で組めるわけではありません。

『全ての条件においてKINTOが安い』結果となりました。ただし、3年間の総額の差額分を【購入時の値引き(KINTOは値引き不可)】と【任意保険を安くする】で安くできるなら、購入が良いかもしれません。
※購入時の任意保険：KINTOと同じ東京海上日動・自動車保険で同条件にて試算

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トヨタ『KINTO(キント)』『一括購入』『ローン』の違いをコスパで比較

	KINTO	一括購入	ローン
毎月の支払い	定額	なし	定額
支払方法	クレジットカード 口座引落	振込＋ 一部クレジットカード	口座引落
頭金	不要	必須(高額)	一部必要
自動車税	不要 (月額料金に含まれている)	毎年支払い	毎年支払い
任意保険料	不要 (月額料金に含まれている)	必要	必要
車検代	不要 (月額料金に含まれている)	必要	必要
点検・メンテナンス代	不要 (月額料金に含まれている)	必要	必要
期間満了時	返却or乗換	自由	自由
値引き交渉	不可	可能	可能
急な出費	なし	あり	あり
特徴	・毎月定額 ・急な出費なし ・最後は返却or乗換のみ	・購入時に数百万円が必要 ・車検などその都度支払う必要あり	・一括購入に加えて、ローン手数料がかかる ・車検などその都度支払う必要あり

『KINTO(キント)』『一括購入』『ローン』の比較①：月額料金

KINTO・ローンの場合は毎月一定額払います。いずれもボーナス払い設定も可能です。ただし、ローンは税金や任意保険、車検などその都度支払う形となります。

一括購入の場合は、車両購入時に全額払い、基本的な月額料金はかかりません。ただし、税金や任意保険、車検などその都度支払う形となります。

『KINTO(キント)』『一括購入』『ローン』の比較②：支払い方法

KINTOはクレジットカード払いが可能でクレカごとにポイントを貯められます。

一括購入の場合は、一部をトヨタのクレジットカード(TS CUBIC CARD)に限り、上限金額まで利用できます。残額は銀行振り込みが一般的です。

『KINTO(キント)』『一括購入』『ローン』の比較③：購入時諸費用

KINTOは車両本体金額や税金・登録料などの諸費用は全て月額料金に含まれているので、契約時の支払いは原則ありません(ただし、解約金フリープラン・電気自動車契約時のみ申込金が必要)。

一括購入・ローンの場合は車両購入時に請求されます。一括の場合は高額になり、ローンは借入金額に合わせて一部を支払います。

『KINTO(キント)』『一括購入』『ローン』の比較④：自動車税

KINTOは、自動車税として別途支払う必要ありません。

一括購入・ローンの場合は、毎年支払います。車種や排気量、減税になどによって異なります。

一般的な自動車税は

『KINTO(キント)』『一括購入』『ローン』の比較⑤：任意保険

一括購入・ローンの場合は強制ではありませんが、個人で加入します。強制ではありませんが、加入を強く勧めます。万が一、損害賠償で対人の場合には数億円を請求されたり、修理代に数十万円以上かかったりします。
任意保険の保険料は主に年齢と保険等級によって決まるため、初めて運転する人や年齢が若い方には高い保険料となりやすいので注意。

『KINTO(キント)』『一括購入』『ローン』の比較⑥：メンテナンス

一括購入・ローンの場合はその都度、料金が発生。新車購入のタイミングでメンテナンスパックに加入する方法もあります。

『KINTO(キント)』『一括購入』『ローン』の比較⑦：期間満了時

KINTOの場合、返却のみです。返却に合わせて、別の新しい車に『乗換』もできます。ただし、乗っていた車が気に入っても買取はできないことを覚えておきましょう。

一括購入・ローン場合は自由です。そのまま乗り続けても、車売って新しい車に乗り換えるなど選択肢があります。

『KINTO(キント)』『一括購入』『ローン』の比較⑧：値引き交渉

新車を買うなら少し値引きはしてもらえるんじゃないか？
以前、購入時に値引きしてもらった。

そんな経験がある人は多いと思います。

KINTOの場合、値引き交渉は一切できません。月額料金は車種やグレード、オプション等によって決められています。

KINTO総額との差額以上を値引きしてもらえるのであれば購入することも検討しましょう。

『KINTO(キント)』『一括購入』『ローン』の比較⑨：急な出費

KINTOの場合、基本的に急な出費はありません(例外：事故を起こした際の自己負担5万円など)。

購入の場合

• 税金
• 車検
• メンテナンス
• 事故を起こした際

などがあります。

KINTO(キント)仕組み：メリット デメリット

メリット	デメリット
納車が早い 総額が安くなる 頭金・諸費用などすべてコミコミ 解約金がかからないプランもある 事故を起こしても月額料金は変わらない	走行距離制限がある 保険等級は変わらない 改造やペット乗車は禁止 契約満了時には、返却か乗り換えのみ 20等級の方は割高になる可能性がある 途中解約しづらい(初期費用フリープランの場合)

KINTO(キント)メリット 

• 購入よりも納車が早い
• 総額が安くなる
• 頭金諸費用をすべてコミコミ
• 解約金がかからプランもある
• 事故を起こしても月額料金は変わらない

KINTO(キント)のデメリット

• 走行距離制限がある(月平均1,500km)
• 保険等級は変わらない
• 改造やペットを乗せることができない
• 契約満了時に『返却』か『乗り換え』のみ
• 20等級の方は割高になる可能性がある
• 途中解約しづらい(初期費用、フリープランの場合)

さらに詳しく知りたい方は【【新車購入で猛省…】7つの失敗談から学ぶトヨタKINTO(キント)デメリット】をご覧ください。

【KINTO(キント)・購入で比較】購入に向いている人は

• 35歳以上で保険18等級以上の人
• 値引き交渉や任意保険の最安値など自分で交渉・検索できる人
• 貯金がしっかりある人（急な出費があっても大丈夫）
• 自分でメンテナンス等、決められる人

KINTOよりも【購入】に向いている人①：35歳以上・保険18等級以上

購入時の車両代金・諸費用以外では、任意保険の保険料が次に高額な項目になります。保険料は年齢と保険等級(始めは6等級)によって大きく異なります。35歳以上・18等級以上の人は安く契約できる可能性が高いです。そのため、総額として購入の方がお得になる可能性があります。

ただし、KINTOの場合は事故を起こしても月額料金は変わりませんが、自分で契約している場合には事故後に保険等級が下がり、一定期間保険料が高くなってしまいます。その点も踏まえて判断が必要です。

KINTOよりも【購入】に向いている人②：値引き交渉や任意保険の最安値など自分で交渉・検索できる人

値引き交渉や任意保険の最安値など自分でできる・判断できるなら購入も良いかもしれません。

値引き交渉を上手く進めるために

• 相見積もり(例えば、トヨタ/トヨペット/カローラ/ネッツ/トヨタモビリティなど別に見積もりを出してもらうなど)
• オプションなどの追加に合わせる
• 契約時期を考える

などから値引き額を増やす。

ネット保険の方が安い傾向にあるので、ネット保険を利用を検討する。過度な補償を外すなどして保険料を安くできるか検討してみましょう。

KINTOよりも【購入】に向いている人③：貯金がしっかりある(急な出費があっても大丈夫)

購入した場合はメンテナンス、車検、自動車税など、その都度支払うお金があります。ギリギリの生活で貯金がない状態では毎年自動車税で3万円以上かかったり、車検では15万円近く請求された場合にしんどくなります。しかし、貯金がある程度あれば、対応できるので余裕あるかどうかが重要です。

KINTOよりも【購入】に向いている人④：自分でメンテナンスを考えられる

法定点検やオイル交換などご自身でその都度、販売店などに依頼していく必要があります(KINTOはメンテナンス追加料金なし)。購入時にメンテナンスパックに加入したり、自分で予約をしたりして車の管理ができる方は購入でも良さそうです。

【KINTO(キント)・購入で比較】KINTOに向いている人は

• 10代/20代の人・初めて車に乗る人
• 運転に自信がない人
• 急な出費をしたくない人
• 数年で新しい車に乗り換えたい人
• とりあえず面倒な事は、任せたい人

購入よりも【KINTO】に向いている人①：10代/20代・初めて車に乗る

KINTOは年齢や保険等級に関係なく、月額料金は同じです。つまり、免許取り立てだったり、若い世代だったり、しばらく車乗っていないかったりする人は任意保険がお得です。任意保険は年齢×保険等級で保険料が大きく変動するので、若い人や保険等級が低い人の保険料は高額になります。そのため、KINTOの方が割安になります。

購入よりも【KINTO】に向いている人②：運転に自信がない

KINTOは事故を起こした場合、最大5万円まで。事故後の月額料金は変わりません。運転に自信がなく、事故を起こす可能性が高い人は、KINTOが安心です。

購入して自身で自動車保険を契約している場合は、事故翌年から保険料が高くなるので注意が必要です。保険料だけで比較して、購入した時は割安でも事故後もことも考えて、KINTOにするか検討する必要がありますね。

購入よりも【KINTO】に向いている人③：急な出費をしたくない

KINTOは初期費用なし・定額です。頭金・税金・保険料・メンテナンス代まで月額料金に含まれているので、基本的には急な出費はありません。

購入よりも【KINTO】に向いている人④：数年で新しい車に乗り換えたい

数年ごとに新車に乗りたいと考えている人はKINTOがオススメ。

数年後に今乗っている車を返却します。改めて、新車に乗り換えるので、数年ごとに新車に乗りたい人にはオススメです。

例えば、

• 新車が好きな人
• 色んな車に乗りたい人
• 結婚/子育てで車の使い方が変わる人

などはその時の状況に合わせて車を変えていけるのは大きなメリット 。

購入よりも【KINTO】に向いている人⑤：とりあえず、面倒な事は任せたい

KINTOの場合は、メンテナンス等含めてスケジュールが組まれています。正規店でしっかりとメンテナンスなどやってくれるので、車に詳しくない・面倒なことは任せたい人にオススメです。

税金の支払いや車検、メンテナンス以外でも購入した場合に乗り換えようとすると、より高く売却するにはどうしたらいいか、どのタイミングで売ったら良いのか、など色々と考える必要があります。普段のメンテナンスなどに加えて、売却の際はどうしたら良いのか悩むので、色々任せたい！って方はKINTOで楽できます。

【まとめ】トヨタKINTO(キント)と購入を徹底比較｜KINTOは楽ちんに新車に乗るならオススメ！自分で値引きや保険の検討まで最安値を狙えるなら購入もアリ！

KINTOと一括購入で『3年契約』の場合、『プリウス』『ヤリス』『ライズ』『アルファード』の4車種全てで

• 運転者：年齢制限なしなら、58万〜147万円KINTOがお得
• 運転者：35歳以上・保険18等級以上なら、4万〜64万円KINTOがお得

になりました。その金額を購入時の【値引き交渉】と【任意保険を安く】できるなら購入した方がお得に。ただし、事故を起こすかどうかにかかっています。KINTOは事故後も月額料金は変わりません。ただし、購入(一括・ローンいずれも)事故後は保険料が増額するので、その点をどう考えるかですね。

KINTOと一括購入/ローンそれぞれ特徴があります。

	KINTO	一括購入	ローン
毎月の支払い	定額	なし	定額
支払方法	クレジットカード 口座引落	振込＋一部クレジットカード	口座引落
購入時諸費用	不要	必須(高額)	一部必要
自動車税	なし (月額料金に含まれている)	毎年支払い	毎年支払い
任意保険料	なし (月額料金に含まれている)	必要	必要
車検代	なし (月額料金に含まれている)	必要	必要
点検・メンテナンス代	なし (月額料金に含まれている)	必要	必要
期間満了時	返却or乗換	自由	自由
値引き交渉	不可	可能	可能
急な出費	ほぼなし	あり	あり
特徴	・毎月定額 ・急な出費なし ・最後は返却or乗換のみ	・購入時に数百万円が必要 ・車検などその都度支払う必要あり	・一括購入に加えて、ローン手数料がかかる ・車検などその都度支払う必要あり

車のサブスクは「車は購入するもの」「どうせ割高なんでしょ」「結局、自分のものにならない」と思われています…ただし、任意保険が含まれているので、月額料金だけみると高いですが、しっかりと比較すれば、コスパの良い契約方法です。

自分の特製や車の乗り方に合わせて、KINTOか購入かを判断してみてください。今回の記事が少しでも人生の車との付き合い方にとって有益であれば、ありがたいです。

私は地方在住で車がないと生活できません。別に車好きじゃない。でも、子供のが生まれたり、子供の成長に合わたりと考えると数年ごとに車を変えられたら、どんなにいいかと思います。その度に購入していたらお金は足りない、でも我慢し続けるのもきつい、そんな時にKINTO『車のサブスク』が一つの選択肢になりました。

今回はこのへんで

ありがとうございました！