KINTOは手厚い任意保険が含まれてお得!他社カーリースとの比較記事はこちらおすすめランキング

【遂に決着】トヨタのKINTO(キント)と残クレ、どっちがお得?損しない方法を伝授

※本ページはプロモーションが含まれています

KINTOと残クレって、似てない?

逆に何が違うのか、よくわかんないんだけど。

結局、どっちがお得なんだい!

今回はそんな疑問を解決していきます。

実はトヨタのKINTO(キント)残価設定型クレジット(以下、残クレ)もどちらも『数年後の下取り金額を最初から払わずに、毎月定額を支払う』契約方法です。確かに似てるけど、テキトーに決めると後悔します。なぜなら、月額料金に含まれている内容が違うこと・任意保険が含まれている/いないかが大きな問題だからです。

本記事では『KINTO』と『残クレ』でどっちがお得か、徹底的に比較していきます。

本記事を読めば、自分にはどちらがお得になる・合っているかが判断できるようによります。

結論

  • KINTO→税金・任意保険まで全部コミコミ!月額料金以外、気にしたくない人にはおすすめ!
  • 残クレ→月額料金は車両代金のみ。自分でコスパを追求できる・車の管理ができる人はお得になるかも。
目次

【超ざっくり解説】KINTOと残クレとは?

超ざっくり解説になりますが、

KINTO
  • 税金・車検・メンテナンス・任意保険など『全てコミコミの基本月額料金』
  • 任意保険付きカーリース
  • 年齢や保険等級にかかわらず、対人/対物賠償責任無制限・車両保険付きの一定金額
  • 事故後も月額料金は変わらない(最大5万円の自己負担のみ)
残価設定型クレジット(残クレ)
  • 数年後の車両下取り価格除いてローンを組む(金利は車両全額にかかります)
  • 一般的なローンよりも月々の支払いが楽
  • 月額料金は車両本体・オプション代のみ
  • 月額料金以外に税金や車検、メンテナンス、任意保険など『自分で』払う必要がある
  • 事故後は任意保険料が割高になる
  • 条件によってはKINTOよりも安くなるかも

残価設定型クレジットのイメージは下の画像で、左側部分だけ支払う(ローン返済)していく形になります。一般的なローンは車全額をローン返済していくので、毎月の支払額が高くなる傾向にあります。

残価設定型クレジットのイメージ図(筆者作成)
TOYOTA残価設定型クレジット

《関連記事》

KINTOについてもっと詳しく知りたい方は、【トヨタKINTO (キント)って、どうなの?仕組みを初心者向けにトヨタユーザーが徹底解説】をご覧ください。

【徹底比較】トヨタの『KINTO(キント)』✖︎『残クレ』|月額料金は残クレが安いが総合力ならKINTOがお得!

ここからはKINTOと残クレ、どっちがお得なのか、比較表を使って解説してきます。

比較項目は

  • 基本月額料金
  • 諸費用の金額
  • 総額
  • 月額料金に含まれている項目
  • 月額料金に含まれていない項目

比較する車は2023年2月時点で最も売れているトヨタのヤリスで比較検証していきます。

ヤリスX GAS 1.0L 2WD(5人)

オプション

  • ETC
  • バックガイドモニター
  • スマートエントリー&スタートシステム
  • フロアマット(ベーシック)

5年後の下取り金額;46万5,090 円

スクロールできます
5年契約の場合KINTO残価設定型クレジット
基本月額料金(60回)3万5,310円2万821円
※基本料金総額を60回で均等割(通常、初回・最終回に増額)
基本料金合計211万8,600円124万9,231円
※下取り金額を引いた金額
税金・諸費用0円26万830 円
任意保険・メンテナンス・車検1回0円61万1,980 円〜136万90 円
総額211万8,600円212万2,041円〜287万151円
差額3,441円〜75万1,551円高い
月額料金に含まれる項目車両本体代・オプション代・税金(重量税/自動車税)・登録時諸費用・車検(1回分)・メンテナンス代・保険料(自賠責/任意)・消耗品・故障修理/代車車両本体代・オプション代・税金(初回のみ)・登録時諸費用
月額料金に含まれない項目ガソリン代・駐車場代2回目以降の税金(重量税/自動車税)・車検(1回分)・メンテナンス代・保険料(自賠責/任意)・消耗品・故障修理/代車・ガソリン代・駐車場代
筆者作成(KINTO公式・トヨタ残価設定型プランより参考)

※任意保険料:東京海上日動
※任意保険料:50歳以上・20等級〜年齢制限なしで試算(KINTO公式より引用)

トヨタのヤリスで比較した場合、KINTOがお得になる(最大75万円)ことがほとんど。

ただし、残クレがお得になる可能性があります。それは『任意保険』『車検代』『値引き』がポイント。任意保険は東京海上日動で対人/対物賠償責任補償無制限、車両保険ありとなっています。保険会社をネット保険など割安な会社で契約するか、車両保険を外すなどして保険料を抑える方法です。ただし、事故を起こした場合には車両保険がないと高額、または全損時には車がなくなるのにローンだけ残るためおすすめはしません。年齢・保険等級によって10万円以上安くなる可能性があります。

車検代は数万円ですが、民間の車検専門店やガソリンスタンドに依頼することで安くなる可能性があり。

結論
  • ほとんどの人はKINTOがお得・割安になる
  • ただし、自分でメンテナンスや車検を選べて、35歳以上・保険等級18等級以上なら残クレがお得にできるかも

《関連記事》
購入とKINTOの比較を知りたい方は【【KINTO(キント)と購入で徹底比較】コスパ良くトヨタ車に乗るならどっち?|35歳・18等級

KINTO(キント)と残クレの7つの違い|お得を見極めるポイントは?

KINTOと残クレの違いを解説していきます。違いは金額だけじゃないからこそ、さらに決めるのを悩ませてきます。まずは違いとなる比較ポイントを把握!

  • 契約期間の選択肢
  • 期間満了時の選択肢
  • 車種・グレード・オプションの自由度
  • 月額料金の金額
  • 月額料金に含まれている内容の違い
  • 値引きの可否
  • 契約手続き方法

KINTOと残クレの違い①:期間期間の選択肢

いずれも契約期間に縛りがあります。販売店によりますが、残クレの方がやや選択肢は多いです。ただし、7年契約はKINTOのみです。

KINTO残クレ
契約期間3年・5年・7年
※レクサスは3年のみ
1年・2年・3年・4年・5年
※販売店による

KINTOと残クレの違い②:期間満了時の選択肢

契約満了時の違いは買取ができるかどうか。もし契約中にこの車が気に入ったから、このまま乗り続けようとした場合に残クレなら買取ができますが、KINTOにはできません。

KINTO残クレ
契約満了時返却or乗換返却or乗換or買取

KINTOは必ず返却して終了するか、返却して乗換をするかしかありません。再契約もできないので、今乗っている車をそのまま乗り続ける方法はありません

KINTOと残クレの違い④:車種・グレード・オプションの選択肢

一般的には残クレで選択肢が多い

ヤリス・2WDKINTO残クレ
グレード・排気量8種類17種類
2023年2月調査

ただし、プリウスのUグレードはKINTOのみ取扱。KINTOのみの取扱する場合があるので、気になる車種ごとに探してみる必要があります。

KINTOで取り扱いのない車種もあります。

《関連記事》
KINTOの取扱車種を全て解説しています→【2023年2月|全26+17車種】トヨタKINTO(キント)取扱車種を徹底解説

KINTOと残クレの違い④:月額料金の違い

月額料金はKINTOは初回〜最終回まで全て定額
残クレは初回・最終回のみ高額になり、他は定額となります。

例えば、

ヤリス5年契約
(X GAS 1.0L 2WD)
KINTO
※初期費用フリープラン
残クレ
※車両本体・オプション代のみ
初回35,310円21,431円
2回目〜59回目35,310円16,100円
最終回35,310円294,000円
『KINTO』と『残クレシミュレーション』より参考

と残クレの場合は最終回でかなり高額な請求がきます。その分、2回〜59回目についてはKINTOよりも低額に抑えられるので、それをメリットととるかデメリットと、とるか。

TOYOTA残価設定クレジットシミュレーション

残クレの月々16,100円は魅力的!ですが、ここには税金や諸費用は含まれていません。車両本体・オプション代のみの金額になります。さらに任意保険料・税金・車検・メンテナンスなどなどは別途必要です。KINTOなら全てコミコミ料金なので、簡単に月額料金では決められません。

詳細については次の『基本月額料金に含まれる内容』をご参照ください。

KINTOと残クレの違い⑤:基本月額料金に含まれている内容

KINTOは基本月額料金に殆ど含まれていて、必要なのは日々のガソリン代と駐車場代くらいです。急な出費としては事故を起こした際に最大5万円の自己負担(全損の場合は支払いなし)のみ。

残クレは税金や車検、メンテナンスなど車両購入時以外でかかるものは全て基本料金とは別に支払いが必要です。

KINTO残クレ
月額料金に含まれる項目車両本体代・オプション代・税金(重量税/自動車税)・登録時諸費用・車検(1回分)・メンテナンス代・保険料(自賠責/任意)・消耗品・故障修理/代車車両本体代・オプション代・税金(初回のみ)・登録時諸費用
月額料金に含まれない項目ガソリン代・駐車場代2回目以降の税金(重量税/自動車税)・車検代・メンテナンス代・保険料(自賠責/任意)・消耗品・故障修理/代車・ガソリン代・駐車場代

KINTOと残クレの違い⑥:値引きの可否

新車購入には値引き交渉される方も多いんじゃないでしょうか?

残クレは購入の形になるので、値引き交渉可能です。車種やオプションによるので、一概には言えませんが、数万円〜30万円ほど値引きしてもらえる可能性があります。

KINTOの場合、値引きはありません。車種・オプションによって月額料金が決められているので、値引きはないので記載の金額そのままとなります。

KINTO(キント)と残クレの3つの共通点

  • 数年後に返却・乗換が前提
  • 残価設定され、一括購入や一般ローンより総額を抑えられる
  • 車の状況によって追加請求あり(走行距離やカスタマイズなど)

KINTO(キント)と残クレ共通点①:返却・乗換が前提

契約期間満了時には『返却』・『乗換』が前提の契約となります。数年おきに新車に乗り換えるため、今契約している車を返却する(下取り出す)のが一般的な契約方法です。

残クレのみ買取も可能です。ただし、買い取る場合は一括で数十万〜百万円以上払うか、再度ローンを組む形となります。残クレから買取を考えている場合は、最初から銀行でカーローンを組んだ方がお得です。

KINTO(キント)と残クレ共通点②:一括購入や一般ローンよりも総額を抑えられる

契約時に数年後の下取り金額部分を払わない契約です。そのため、一括購入や一般ローン(ディーラー・銀行)よりも月々の支払いは少なくなるので楽です。

残価設定型クレジットのイメージ図(筆者作成)

KINTO(キント)と残クレ共通点③:車の状況によって追加請求あり(傷や走行距離、カスタマイズなど)

契約期間満了時の車の状態によって追加請求される可能性があります。デメリットとして、『返却』を前提としているので最終的に購入時の状態に戻す必要があり、戻せないなら追加請求がきます。

KINTOと残クレで保証内容が少し異なりますが、

  • 走りすぎていないか(3年契約なら5万4,000km(月間1,500km)以上で請求)
  • 傷などないか
  • 改造されていないか
  • 喫煙したり、ペットを乗せたりしていないか

が判断基準となります。

【残価保証条件】

・損傷または事故修復歴がないこと

・レース等での使用や違法改造をされていないこと

・各店舗にて定める走行距離を超えていないこと(走行距離は店舗にてご確認ください)

※ご購入いただいた販売店に車両をご返却の上、新車にお乗り換えの場合、およびご購入いただいた販売店に車両をご返却の場合、ご返却車両に関する最終回のお支払いは原則不要ですが、上記【残価保証条件】を満たしていない場合には、車両の状態や走行距離の程度に応じて算定される精算金を別途ご負担いただきます。

詳しくは販売店スタッフにお問い合わせ下さい。

トヨタ公式:残価設定型クレジット

使用制限があるので、利用前に確認が必要です。残クレの場合、販売店によって基準が異なる可能性があるので必ずご確認を。基本的には契約期間満了時には追加料金がかからないので、最後に高額な請求きたらきつすぎる…

はまぐり

私は改造とか興味ないので、事故にさえ気をつけていればと思ってデメリットとは感じていませんが。
車をイジりたい人には不向きです。

KINTO(キント)に向いている人

KINTOと残クレの相違点を確認してきました。ここからはKINTOに向いている人を解説します。

  • 20代・30代
  • 60代以上
  • 保険等級が17等級以下
  • 運転に自信がない人
  • すぐに納車して欲しい
  • 車検・メンテナンスなど色々任せたい
  • 急な出費をしたくない人

\購入よりもKINTOが安い可能性が高い/

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KINTO(キント)に向いている人①:20代・30代

20代・30代は購入や残クレよりもKINTOの方が向いている人が多いです。
なぜなら、

  • 任意保険料が高いから
  • 車を買い換える可能性が高いから

20代・30代の方は初めて車に乗る、または任意保険の保険等級が低い方が多いです。初めて保険契約すると6等級からスタートします。毎年1年ごとに無事故であれば、来年は7等級と徐々に上がり、最高20等級まで上がります。等級と運転者の年齢によって任意保険料の殆どが決まるため、保険料が非常に高くなります。

また、20代・30代は給料をもらえる、結婚や出産など学生代とは異なる生活スタイルになります。そのため、必要となる車が変わってくるんです。

はまぐり

子育て世代は初めての出産や家族が増えるたびに車を大きくしたり、スライドドアが欲しくなったりと車を買い換える可能性が高い年代。そのため、乗換(買い替え)しやすい、KINTOがおすすめ。

KINTO(キント)に向いている人②:60代以上

60代以上の方にもKINTOの方がおすすめ。なぜなら、生涯で乗れる車の数が限られてくるから

私の親が言っていましたが、

今までは購入して10年は乗るつもりだったけど、それだと人生で乗れるのはあと1台か2台くらい。それなら、数年ごとに新車を乗るのもいいなー。

KINTO(キント)に向いている人③:保険等級17等級以下

保険等級17等級以下の場合は任意保険料が高いため、KINTOで任意保険料込みで月額料金を組んだ方がお得になりやすいです。

KINTO(キント)に向いている人④:運転に自信がない人

運転に自信がない人、つまり事故を起こす危険が高い人や不安に思っている人にはKINTOの方がおすすめ。なぜなら、

  • 月額料金に任意保険料が含まれている
  • 車両保険付きで全損でも自己負担なし・修理なら自己負担上限5万円
  • 事故を起こしても翌年からの保険料は変わらないから

KINTOは事故を起こしてもその後の基本料金は一切変わりません。

KINTO(キント)に向いている人⑤:すぐに納車して欲しい人

納車は一括購入・残クレなどよりもKINTOの方が短期で納車してくれます。車は残クレ・KINTOともに購入と同じように契約してから作り始めますが、KINTOの方が短期での納車が見込まれます。

※購入欄の『販売店に確認』は納車目処が立たない場合も多いので注意しましょう。

車種購入KINTO

ルーミー
2〜3ヶ月2~3ヶ月

パッソ
販売店に確認取扱停止中

ヤリス
販売店に確認取扱停止中

アクア
販売店に確認1.5~2ヶ月

カローラ スポーツ
販売店に確認取扱停止中

プリウス
Uグレード
KINTOのみで取扱1.5〜3ヶ月

プリウス
Z/Gグレード
販売店に確認7~9ヶ月

カローラ ツーリング
3〜4ヵ月1.5〜2ヶ月

ライズ
販売店に確認取扱停止中

ハリアー
販売店に確認1.5~2ヶ月

ヤリス クロス
販売店に確認取扱停止中

クラウン
(クロスオーバー)
販売店に確認3〜4ヶ月

bZ4X
3ヶ月5〜7ヶ月

RAV4
販売店に確認1.5~2ヶ月

ノア
6ヵ月以上2〜3ヶ月

ヴォクシー
6ヶ月以上2〜3ヶ月

シエンタ
4〜5ヶ月1.5~2ヶ月

アルファード
販売店に確認6〜7ヶ月

ヴェルファイア
販売店に確認6〜7ヶ月
トヨタ工場出荷目処』と『KINTO公式』より引用(2023年11月時点)

KINTO(キント)に向いている人⑥:車検やメンテナンスなど色々任せたい人

車は買ったら終わりではありません。車検やメンテナンス、税金の支払いなど色々と車を購入するとしなければいけないことが出てきます。そういう面倒なメンテナンス全般などを面倒だと感じる方にはKINTOがおすすめ。

なぜなら、契約時点で車検・メンテナンスのスケジュールを組んでくれるから。その予定近くになったらTOYOTAから連絡がくるので行ける日を伝えるだけ。車検やメンテナンス代、税金は月額料金に含まれているので、基本的には追加料金は必要ありません(例外的に保証対象外の消耗品などで請求があるかも)。

車の維持・管理に関わる面倒なことは任せたい、自分では何をして良いかわからない人はKINTOの方が安心です。

KINTO(キント)に向いている人⑦:急な出費をしたくない人

KINTOでは急な出費は殆どありません。途中解約をしなければ、月額料金以外にはガソリン代と駐車場代くらい。自宅に車を停めるスペースがあるなら、ガソリン代のみ。

残クレは自動車税・法定点検・車検費用・任意保険など日々かかってくるものがあります。任意保険は月払いより年払いの方が少し安くなります。でも、年払いにすると数万〜20万円くらいを一気に支払う、また法定点検でも1万円以上かかります。さらに車検は基本料金だけで9万4,810円(トヨタモビリティ東京)でさらに交換が必要な部があれば、13万くらいいってもおかしくありません…

はまぐり

私はトヨタのヴィッツを新車購入して初回の車検をディーラーにお願いしたら、14万円の請求が…
でも、知識が無いから判断できないんです。結局、払いましたが、ボーナスが吹き飛びました😭

基本的にKINTOの場合は月額料金に全て含まれているので、急な出費が殆どありません。一部、消耗品などで追加料金がかかる可能性はありますが、突然の10万円超えよりは数千円〜であれば、なんとかなる人も多いはず。

全てコミコミの月額料金

残クレに向いている人

KINTOに向いているもいれば、残クレに向いている人もいます。KINTOのデメリットにも近い内容になるので、契約するかどうかの判断材料として、是非知っておいてください。

  • 35歳〜60歳
  • 任意保険が18等級以上
  • 気に入れば買取も考えている
  • 乗りたい車種・グレード・オプションがある
  • 自分でコスパを考えられる/車の知識がある

《関連記事》
KINTOのデメリットについて知りたい方は【【新車購入で猛省…】7つの失敗談から学ぶトヨタKINTO(キント)デメリット

残クレに向いている人①:35歳〜60歳

35歳〜60歳で今まで車を乗ってきた方は、『年齢』×『任意保険の等級』でKINTOよりも安くなる可能性があります。車両本体代金の次にお金がかかるのは任意保険です。KINTOも残クレも新車になるので、車両保険もつけた方が良いのですが、その分、保険料が高くなってしまう。でも、35歳〜60歳であれば保険料が割安になる傾向があるので、KINTOと比較した上で残クレの方が良い場合もあります。

残クレに向いている人②:任意保険が18等級以上

【残クレに向いている人①:35歳〜60歳】と同じ理由で任意保険の保険料が安くなる可能性があるからです。

残クレに向いている人③:気に入れば買取も考えている

気に入れば買取も考えている方は残クレを検討してみましょう。KINTOは今契約している車を『返却(返却して乗換)』する一択で他の選択肢はありません(同じ車で再契約はできません。)。もし、気に入ったらそのまま乗り続けたいという思いが強い人には残クレの方が選択肢の幅があります。残クレなら、『返却』『乗換』『買取』ができます。

向いている人④:乗りたい車種・グレード・オプションがある

どうしても乗りたい車種・グレード・オプションがある場合、購入・残クレには選択できてもKINTOには選べない場合があります。残クレの方が取り扱い豊富です。

ヤリス・2WDKINTO残クレ
グレード・排気量8種類17種類

車種によって、選べるグレード・オプションは購入・残クレが多いことが一般的です。一部、KINTOのみのグレードもあります(プリウスUグレード)が。どうしても乗りたい車種・グレード・オプションがあるなら、残クレとなります。

残クレに向いている人⑤:自分でコスパを考えられる・車の知識がある

自分でコスパを考えられる人は残クレの方がお得になるかも。通常の試算ではKINTOがお得になるケースが多いです。なぜなら、任意保険料や車検代、メンテナンス代、自動車税など車を購入する時以外の日々かかるお金が含まれているから。でも、そこを自分でコスパよくできる人は残クレの方がトータルお得になるかも。

例えば、任意保険を安いネット保険などと比較検討できたり、車検代を正規販売店じゃなくて安いけど技術はしっかりある民間のお店を選んだりする。車検では大抵、ギリギリ車検で通る工賃以外におすすめの交換ポイントがいくつもあってそれで5万円くらいは増額されてきます(私の10年以上の経験から)。それをいる・いらないの選択ができるなら、良いかも。でも、整備士さんに「安心ですよ。お勧めです。」って言われると不安になって、お願いしちゃうんですよね…車の知識があって、必要がある・ないをご自身で判断できるなら過剰な整備を避けてお金もお得に。

また、コスパに入るかわかりませんが、購入・契約時にしっかりと相見積もりなどをとって新車の値引き交渉が上手い方などは残クレの方が良いのかもしれません。

【まとめ】任意保険17等級以下ならKINTO・自分でコスパを追求できるなら残クレがおすすめ

比較項目は

  • 月額料金
  • 諸費用の金額
  • 総額
  • 月額料金に含まれている項目
  • 月額料金に含まれていない項目

比較する車は2023年2月時点で最も売れているトヨタのヤリスで比較検証しました。

ヤリスX GAS 1.0L 2WD(5人)

オプション

  • ETC
  • バックガイドモニター
  • スマートエントリー&スタートシステム
  • フロアマット(ベーシック)

5年後の下取り金額;46万5,090 円

スクロールできます
5年契約の場合KINTO残価設定型クレジット
基本月額料金(60回)3万5,310円2万821円
※基本料金総額を60回で均等割(通常、初回・最終回に増額)
基本料金合計211万8,600円124万9,231円
※下取り金額を引いた金額
税金・諸費用0円26万830 円
任意保険・メンテナンス・車検1回0円61万1,980 円〜136万90 円
総額211万8,600円212万2,041円〜287万151円
差額3,441円〜75万1,551円高い
月額料金に含まれる項目車両本体代・オプション代・税金(重量税/自動車税)・登録時諸費用・車検(1回分)・メンテナンス代・保険料(自賠責/任意)・消耗品・故障修理/代車車両本体代・オプション代・税金(初回のみ)・登録時諸費用
月額料金に含まれない項目ガソリン代・駐車場代2回目以降の税金(重量税/自動車税)・車検(1回分)・メンテナンス代・保険料(自賠責/任意)・消耗品・故障修理/代車・ガソリン代・駐車場代
筆者作成(KINTO公式・トヨタ残価設定型プランより参考)

※任意保険料:東京海上日動
※任意保険料:50歳以上・20等級〜年齢制限なしで試算(KINTO公式より引用)

殆どの場合はKINTOの方がお得です。

KINTOと残クレのどちらがお得になるのか?違いは

  • 契約期間の選択肢
  • 期間満了時の選択肢
  • 車種・グレード・オプションの自由度
  • 月額料金の金額
  • 月額料金に含まれている内容の違い
  • 値引きの可否
  • 契約手続き方法

KINTOに向いている人

  • 20代・30代
  • 60代以上
  • 保険等級が17等級以下
  • 運転に自信がない人
  • すぐに納車して欲しい
  • 車検・メンテナンスなど色々任せたい
  • 急な出費をしたくない人

残クレに向いている人

  • 35歳〜60歳
  • 任意保険が18等級以上
  • 気に入れば買取も考えている
  • 乗りたい車種・グレード・オプションがある
  • 自分でコスパを考えられる/車の知識がある

とKINTO/残クレに向いている人がそれぞれいます。KINTO・残クレどちらであっても、

  • 数年後に車を乗り換えようかな
  • 大きな頭金を用意したくない・できない
  • 月々一定額にしたい人

一括購入ではなく、どちらか選ぶのをおすすめします。

今回は『KINTO』と『残クレ』どちらがお得かについて徹底的に解説してきました。

総額ではKINTOの方が割安にやりやすく、事故後も月額料金が変わらないことや面倒なことを考えなくて良い、急に出費が少ないことが魅力になります。
でも、残クレなら買取の選択肢が増えて、自分でコスパを考えられる知識がある方にとっては残クレの方がお得に。

KINTOと残クレは似ているようで契約方法は全然違うので、自分にはどちらが合っているのか、少しでも本記事が役に立てば嬉しいです。

今回はこの辺で

ありがとうございました。

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